アナタノコトガスキデス

萌え妄想のまま走るいろいろ創作小説の予定。苦情無断転載禁止。

桜色日記



私は春野サクラ。
13歳。
サスケくん大好きクラブに所属するメンバーの一人。
私以外にも大勢の人がサスケくん、大好きクラブに入部してる。
メンバーはイノが取り仕切ってて、そこが悔しい。
100名くらいいそうで怖いくらい。

サスケくん。
激モテだよね…?
班決めの前日は…寝台でサスケくんと同じ班になれるように祈祷をした。
成果あって。
今は先手必勝。

ずっとイノより成績が良くないことを…ネックに感じてたけど。
そのお蔭で。
サスケくんと同じ班になれたみたいで、嬉しくてたまらない。
毎日がドキドキの青春の中にいる。
ナルトはお邪魔虫だと思うけど。
最近は子分みたいに思えてきている。

サスケくんは私のことをどう思っているのか…毎日、気になって仕方ない。
全然、振り向いてくれないから。
私は手当たり次第、アタックしてる。
割りとボディータッチとかも駆使してるのに。
意識されてないみたい。

忍者恋愛指南書の書籍にも「これは効きます」って載ってたのにな。
クスン。
一度でいいから。
サスケくんと夜のお月見デートがしてみたいな…。
一緒にお月見して。
お団子食べて。
私からキスして。
のんびりするの。

キャー。

それ以外にもまったりと周辺デートして。
行く行くはサスケくんのお嫁さんになるのが夢。
叶うかな?
私の夢。

最近、判明したんだけど。
サスケくんって頭の中、復讐のことしか頭にないみたいで。
私、知らなかったからビックリ。
私のことなんて…全く興味ないのかな。
いつも…とっても頑張ってるんだけど。
全く反応してくれなくて。
ナルトはうざい。
どうして、本命には相手にされないのかな?

愛読書、忍者恋愛指南書を読んでみれば…「世の中、そんなものです」って書かれてて。
切なくなるよね?
私もわかってるんだよ…。
サスケくんのことをどんなに思っても報われそうにないし、ナルトに行ったほうが良いってことも。

自分のこと好いてくれてる人間がいるだけで…感謝しなくちゃダメなのも理解してる。
ナルトもドベだったけど、最近、将来性のある人間になってきたし…。
サスケくんは私に脈はないし…。
「そっちに行きなさいよ」って。
お母さんにも誘導されてる。

それなのに。
私は…ナルトよりサスケくんの方が好きみたいで。
だから毎日必死。
明日はどの方法で落とそうかと…毎日そのことばかり。
いつかサスケくんとほのぼのデートしてみたいな…。
理由がないけど…サスケくんのこと好きみたい。
サスケくん、格好良いからな…。
ナルトがサスケくんと同じ外見なら落ちたのかな?
もう分からない…。

ずっとこのまま…サスケくんと側にいれたらな…。

私、夜中はいつも…サスケくんとのお月見デートのことばかり考えてるんだよ。
サスケくんには

「ウツツに抜かしてるから、成績がナルトに抜かされるんだ」

と責められたけど…。
考えちゃうよね?
だって幸せな気分に浸れるんだよ?

はあ…。
明日はどうやってモーション掛けてみようかな…。

恋愛って難しいな…。
うまくいかないものだね…。

サスケくんは…私のこと…どう思ってるんだろ…。

どうしてこんなに好きなのに上手くいかないんだろ。

私、一生、このまま一人ぼっちで…。
サスケくんのことだけ思いながら死んでいくのかな…?
って最近、不安にもなる。

どれだけ頑張ってるか分からない。

私は…ナルトに行くべきなのかな…。
お母さんには説得されてるけど…ピンと来ない…。

最近、分からない。

こんなにサスケくんのことが大好きなのに。

サスケくんは…。

私のこと、どうでも良いのかな?

一緒にいたいのに。

私に来るのはナルトばっかり。

私はサスケくんが大好きでたまらない。

サスケくんと一緒になれたらなぁ。

今日もお願いしながら、寝る。

サスケくん、大好きだよ…?






今明かされる…悪の道に進んだ本当の動機

目次

ウツツは捨てる
















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