アナタノコトガスキデス

萌え妄想のまま走るいろいろ創作小説の予定。苦情無断転載禁止。

二日目三日目(サスケの暴走?)(サクラ視点



三人称


【二日目夜】

サスケは玄関でサクラを押し倒した。

「サスケ君はどうして、私と?」

『…。
サクラ、分かるだろ?』

「何が?」

『…………』

無言でサスケはサクラのおでこを指でつついた。
サクラは瞬きした。

サスケは困った顔をしてる。

『そのうち分かる。
人間なんてそういうもんだ…』

サスケはサクラの首もとを甘噛みした。

「サスケくん…」

サクラの顔は赤い。


『サクラ、これからよろしくな』

サスケはサクラの首元に唇を付けて…サクラの胸を服の上から撫でた。
サクラは動かず…停止して赤面してる。

二人は深いキスをした。
サスケがサクラの手を撫でた。
サクラは始終、頬がバラ色だ。

『俺はこれからおまえに…ひたすらの快感を味あわせる』

「え…」

サクラが瞬きした。


サスケはサクラの服の上から胸を撫でる手を休めた。
サスケの顔には表情がない。
サクラは動揺した面持ちだ。

『少し耐えてくれ』

「サスケくん?」

(何が始まると言うの?…)

サクラの服を剥ぎ取り、サスケも脱いだ。
身を密着し、唇同士を合わせ舌を乱入させた。
サクラは赤面した。

サスケがサクラの全身を隈無く…上から下へ…胸から秘部まで…緩く噛みついて舌を這わせ舐めてる…。
サクラは悶え汗が出た。
サクラは短く連続に喘いだ。
終了し、身を繋げた。

「サスケくん…私のこと好き?」

(何だか…激しい気がする…。
玄関でなの?
寝室まで待とうよ、サスケくん…。
まさか…慣れてるの?)

(今日も夜のデートはないの…。
動物園や水族館や遊園地に映画館は…)

(体には来るけど…。
行ってみたいよ)

『大好きだ』


そのまま二人は正上位で果てた。
サクラは脱力した。
サクラは慌てて…服を着ようとした。


『サクラ…。
服は邪魔だ…』

サスケの表情が硬い。
声も低い。

「え…」

(何か…怒ってる?
睨まれてる…)

『来週までこの家では服は着ないでくれ。
ブラジャーは許す』

サスケの表情はない。

「え…。
でも誰か人が来たら…」

(そんな恥ずかしいこと、私…無理だよ。
サスケくん。
どこで慣れたの?
ええ…)

サクラは服で裸を隠して…動揺した。
サクラの目が動いてる。

『その時着れば良い…。
おまえの体が見ていたい…』

サスケは平然としてる。


「私は…サスケくんが大好きだから…何言われても受け入れる…だから…えと…」

サクラは困って下を向いてる。

(私たち、久しぶりに出会ってまだ2日目だよ。
体だけなの?
私のこと…。
心のつながりが欲しいんだけど。
こんなのセフレなみだよ、サスケくん。
ちょっとぐらい会話したり、デートしたい…。
ダメなの?)

(というより私のこと…好きなの?
私からの告白で私からのプロポーズで…。
自信がなくて・・。

リーさんは…。

<帰ってきてそうそう…罪を全部償う前に…サクラさんの純情を利用して…体を奪う>

こんなふうにサスケくんにさっき、私がいる前で責めてた…。

それでも良いって私…思おうとしてるけど…。
もうグルグルで…。
香燐さんとは…いったいどんな関係なの?
私のことは…好きなの?
どうなの?
体が好きなだけなの…?)

『…ありがとう…』

サスケの表情は柔らかい。


『廊下でもするか…』

サスケは平然とした顔で渡り廊下を見詰めてる。
それと裏庭もサスケは見詰めてる。

「サスケくん…」

サクラは廊下と裏庭をサスケに続いて見た。

(渡り廊下でするの?
いきなりなの?
会って二日目だよ。
それにしても庭…手入れする時間がなくてごめんね。
サスケくん。
草刈しなきゃダメなの分かってるんだけど。
体が追い付かなくて…)

二人は廊下で寝そべり、サスケがサクラの愛撫を終え後背位。
サクラの体躯が湿る。

サクラはグッタリ果てた。

(本当にまさか…これからヤルだけの生活が始まるって言うの?
理解はしてる。
サスケくんがどれほど一族復興を夢見てたか。
外で闇世界にも女の人がいて…。
隠し子がいたとしても私は許さなくてはいけないのかもしれない。
サスケくんの将来の夢は…復讐と一族復興だったから・・・。
子供が欲しいだけなのかもしれない。
サスケくんがうちは一族の最後の一人だから。
私はサスケくんの血筋を絶やしてはダメなのは理解してる。
うちは一族は里にとっても重要な一族。
うちは一族がいないと読めない文章もたくさんあるらしくて…。
協力する気ではいる…)

(でも…どこで慣れたの?
私、クールで慣れてない時代のサスケくんも好きだったのに。
誰がサスケくんを変えたって言うの?
だんだん変態。
まるで…香燐さんと同じ…。
やっぱり下ネタしか言ってない・・香燐さんが…サスケくんを変えたって言うの?
会ったらすぐヤルだけの男性に…。
香燐さんの仕業なの?
香燐さんの性技はそんなに良かったって言うの?
もうグルグル)

その後、サクラはサスケの腕で寝室に運ばれ、サスケはサクラに寝室の布団で深く接吻された。

「サスケくん…私のこと、スキ…?」

(これは聞きたかった…。
でも…サスケくん、することしか…考えてないみたい。
顔が赤い…。
エロそうな顔してる…。
これは普段では見れない顔…。
香燐さんも言ってた…全然、違う顔)

『大好きだ…。
愛してる』

サクラは途中から記憶はなくしてた。

(サスケくんの"愛してる"って何だか…エロが凄くて真実味に少ない…。
普段、言ってほしい…。
サスケくんが物凄く気持ちよさそうにあえいでる・…。
どこでコレを覚えたと言うの?
そんなにこれがスキだっていうの?
もうビックリ…)

サスケはとても嬉しそうだ。
ヤリタイ放題して甘えて、エロい言葉が続いてる。
文章にするのが恐ろしいレベルでもある。

『サクラダイスキダ、キモチイイ、タマラナイ、このままがいい。
ヤリマクル。
キョウハスル、あああ。
このカラダ、ハダザワリ、吸い付き方…タマラナイ…。
ムラムラする…ヤリマクル。
オレノモノもサワリマクレ…ああああ』

聞いてるサクラの顔が真っ赤になる。
ビックリでだ。
サクラの喘ぎ声以上にサスケの方が乱れてる…。

『このニオイおぼえた、タマラナイ。
キモチイイ。ああ…』

サクラの目が点になってる。
サクラの顔は真っ赤だ。
サスケの頬が見たことないレベルで薔薇色だ…。
サスケの瞳が潤んでる。
唇が濡れてる。
舌まで出してサクラを誘ってる。

(どう見ても慣れてる…。
クールなサスケくんじゃない…。
サスケくんが…豹変してる…。
誰が変えたの?
私のサスケくんを…)

サスケはモンスター並みに震えて悶えてる…。
サクラはサスケに『俺が好きなら喘ぎまくれ』と言われて声を上げてる。
サクラも混乱が始まり…体力の関係で倒れる。

サクラは手当たり次第、まさぐられ、舐め回され、サスケに指を這わされた。
48手の全てを制覇した訳ではないが…。
出来る限りの姿勢になる…。

(サスケくんは…するのが好きなだけなの?
それとも一族復興のためなの?
どっちなの…?)

夜は更け、朝が近づく。
サクラは気が付けば寝てた。
シーツが濡れてた…。


翌朝はサスケは倒れて起きないサクラをほって、サバとご飯とトマトを食べてた。


サスケは嬉しそうに一人で食事をしてる。
柔らかい瞳だ。


☆☆


















【三日目】



サクラが完全に起きた。
サスケは先に朝食をとってる。

「サスケくん…」

(寝坊してごめん。
昨日、激しくて。
サスケくんのアレが喉に刺さって痛いかも…。
慣れてなくて…。
声出し過ぎて喉が痛いかも…)

少しサクラの声が枯れてる。

『朝ごはんあるから食えよ…』


サスケは寝室の小机で朝食中だ。
サクラの分も置いてある。

「ありがとう…。
何かな?」

(サスケくんが…私のためだけに…ご飯の用意までしてくれるなんて。
よっぽど優しい。
こんなこと、初めて。
よっぽどエッチが好きみたい…。
どこで覚えたの?
香燐さんとまさか…)

(物凄く機嫌が良いみたい…ええ…。
こんなこと人生で初めてかもしれない…。
私はサスケくんのことを優しいって言ってきたけど…。
サスケくんが大好きだからサスケくんを批判する人たちに説得するために言っただけであって…。
ここまで優しいのって…未だかつてないかもしれない…)

『サバとごはんと野菜な…』

(サスケくん、優しい。
今、布団の中にいて裸だからさすがに着替えてからにするね。
そう言えば…私の服って…。
玄関だったけ・・・。
取りに行かなきゃ。
もう鞄の中にある服でも良いかな…)

「今から行く…」

サクラは布団で裸を隠してる。
サスケは服を着て寝室の小机で朝食をとってる。
サクラはシーツで裸を隠して…のっそり布団から出た。

『おまえは服はなしだ』

「え…」

(サスケくん…。
私だけまさか裸で朝食しろって言うの…。
それはさすがに無理…)

サスケはサクラを睨んでる。
サクラは白いシーツを握りしめて…目が泳いでる。
サスケは目を細めてる。
サクラは沈黙を続けてる。


「今日も出勤だし…。
その…」

サクラは上目づかいでモジモジした。
顔が赤い。
サスケは無表情でサクラを見詰めてる。

『行くときに着ればいい』

サスケの声が低い。


「サスケくん…」

サクラは困った表情だ。

(私だけ裸でごはんなんて。
そんな羞恥プレイは無理だよ。
私、普通に食べたい…。
これから先はずっとこうなるの?
香燐さんとは…いつもこうだったっていうの??)

『これから先も俺と本当に付いていく気か?』

サスケは無表情で唸るような低い声でサクラを見てる。

「うん…」

(恥ずかしすぎるけど、大好きだから折れる。
私を好きでいてほしい。
私の体が好きならそれでもいい。
差し出す…。
でも、照れる。
たまにはデートがしたい・・)

サクラは頬を染めたまま、首を縦に振った…。

『それなら職場ではパンツをするな…』


サスケの表情は全く変わらない。
声が低い。

「…え…」

(サスケくんが言ってる意味が分からない。
私たち、会ってまだ3日目…。
私は知らないけど…世間ってこうなの?
香燐さんは…サスケくんとイチャイチャしながら…茶屋でデートしてるらしい時も…。
ノーパンだったていうの?
サスケくんの要求で…)

サクラは固まった。

『ここに置いていけ…』


サスケは畳を指差した。
サスケの声が猛烈に低い。
無表情だ。

「…サスケくん…?」

(職場にパンツなしはさすがに私にはスキルが高くて…。
ナルトやサイやリーさんも来るかもしれないのに…。
男性客もいっぱいなのに…そんなことは…。
えええ…。
しかも…ワンピースだし…今…職場では…。
ショートパンツでも恥ずかしいのに…。
ワンピースだよ、木の上になんて登ったら最後だよ…ノーパンってばれちゃう・…)

サクラの目が泳いでる…。

『俺はおまえを試す…』


サスケは普通にサクラを見てる。
表情はない。
声も低い。

「サスケくん…」

(ノーパンはさすがに…職場でなんて…。
いっぱい人間来るのに・・・。
サスケくん…どうして?
香燐さんにもいつもこうだったていうの…。
サスケくんの要求なら私、のむ気でいたけど。
一瞬、嫌そうな顔をしてしまった…。
どうすればいいの。
今、苦しい・・)

サクラは全く動けず、惚けたような表情だ。

『待つ…』

サスケはサクラを睨んでる。
声も猛烈に低い。





〜3人称〜

サクラはとても悩んだ。
サスケがサクラに歩みより、背後から包容した。

外の光が明るい…。

サクラは一気に赤面した。

「サ、サ…サスケくん…。
分かった…」

(好きだから。
飲む。
何かサスケくんに昨日出されたの垂れてる。
もう恥ずかしすぎて私は死にたいレベルに達してる。
好きにして欲しい)

『ありがとう…』


そして…朝食をとった。
サスケのサクラを見詰める目が今までにないくらい穏やかだ。
心から憑き物が落ちたように…瞳が明るい。
サクラは少し眠いし、胸が張ってる。

(今日は職場で昼寝しよう…)

(サスケくんって…。
デコピンされたときはプレイボーイなのかと思ったけど…。
変態だったのかな?
どこでこんなこと…覚えたの?
まさか…変態なことしか口にしなかった…香燐さんが…。
サスケくんを…変えたの…)

サクラは裸でサバを食べてる。
塩味が効いてる。
サスケはサクラを見てる。
サクラは視姦されてる気がしていたたまれなかった。
ずっと顔が火照ってた。

その途中で結局、サスケからサクラはされた。
時間がないから途中で終わった。

いつもサスケの方が時間が早い。
出勤が少し遠方らしい。
玄関先で行ってきますのキスをサクラはサスケに頼もうかと思ったが…。
今日は照れるし…。
体もダルい。

『サクラ。
行ってくるから…』

サスケが用意を終えて寝室を出た。

「サスケくん…。
あの行ってきますのキスも…。
私…裸で?」

『玄関に来いよ、
してやる』

「えと…」

ずっと顔が赤いまま…。
玄関へ向かい…。
サスケに行ってきますのキスをして…。
見送った。
この辺いったい人は住んでないが…。
手を振る勇気はなかった。
服を着てないからだ。

ようやく解放されて、
サクラは肩を落とした。

(パンツ…。
持っていかれた…)

(新しいパンツにすれば良いのはわかってる…。
サスケくんに従うべきなのか…迷った。
けど、
サスケくんを手に入れるためなら…どんなことでもする気で長年いた。
だから、今回は命に別状はないし…。
敢えて従うことにする…)

(サスケくんって…いつからこんなに変わったんだろう。
やっぱり香燐さんの影響なの?)

☆☆

昼飯時、サクラは医療班のベットで熱っぽいと嘘を吐いて仮眠していた。

(1日赤面してるので綱手様にカラかわれた。
本当の理由がパンツを履いてないせいとは言えない)

(ものすごく照れる)

サクラは顔を真っ赤にして、医療班のベッドで熟睡する。



☆☆

日没が近付きサクラが帰路につく。
今日は1日、サクラの顔が火照ってる。

「サスケくん…」

サクラの顔は真っ赤だ。
サスケの表情はいつもどおり無表情だ。

(今日も会えた。
嬉しい。
サスケくんとデートが出来るかもしれない。
今日こそ、水族館や動物園、それから遊園地…。
一緒に行ってみたい。
だって私、サスケくんが好きだから要求にこたえて来たから。
ご褒美がそろそろほしい…)

『サクラか…』

サスケの声は低い。


「偶然だね」

サクラは真っ赤に照れてる。
サスケの表情はない。

『そうだな…』

声は小さい…そして低い。

「サスケくん…。
えと…。
その…」

サクラはウキウキして顔が真っ赤だ。

(今日こそ…一緒にデートをしたい。
木ノ葉パークへ行きたい。
サスケくんと遊園地へ行きたい。
それから動物園も。
あと水族館とか…。
ナルトは今日もハネムーンから帰ってこないみたいで。
イノとサイも今日もデートみたい…)

(サイに会うの物凄く今日、照れた。
だって…ノーパンだから。
今日は長居も出来ず…すぐ去ったよ…サスケくん…。
もう照れまくり)

『公園行こう』

サスケの表情は冷たく。
サクラを睨んでる。
声は低い。

「え…?」

サクラはビックリしたような声だ。

(サスケくん…どうして私を睨んでるの?
私のこと、好きじゃないの?
どのタイミングで睨まなきゃダメなことがあったって言うの?
私はこんなに尽くしてるのに…)

(今日はもしかして…任務先で嫌なことがあったのかな?
何か声が低い気がする。
怒ってるオーラがある…。
気のせいかな?)

サスケはサクラに誘導した。
サスケの表情はないが…目は優しい。

『確かめたいことがある』

「う…うん」

サクラは顔を赤くさせたまま…無表情のサスケのあとに続いた。

☆☆☆

すぐ近くに公園がある。
木の後ろは…。
人影もなく…。
ここは死角…。

(サスケくんは何を探してるの?
私は早く家に帰りたい…。
股がヒューヒューする…)

サクラの頬は赤く…不安そうにモジモジしてる。
サスケはいつもどおり無表情だが、目だけ優しい。

『パンツ履いてるか見る…』


「サ、サスケくん…」

サクラは焦る。

(ここでなの?
嘘でしょ?
公園だよ、ここ…。
そりゃ、ここは死角だけど…。
道は夜とはいえ…誰が来るか…)

『これから先も俺に本当についていくつもりかどうか…確かめる…』


サスケの表情は硬く真剣な雰囲気で…声は低い。
サクラは目を泳がせて固まってる。

「サスケくん…。
家…帰ってからでも…」

サクラは怒ったような困ったような嫌そうな顔をした。
顔は赤い。

(お願い、ここは止めて。
さすがに…イノとサイもよくこの公園、デートしてるらしいし…。
それからシカマルやテマリも…。
それ以外にチョウジやカルイ・・・。
ナルトやヒナタも…。
私、ココはいや)

『今が良い…』


サスケは下に潜り込んで…。
サクラのパンツがないことを確認した。

「サスケくん…」

(突然、何も言わずに…そんな…
拒否する暇もないなんて…)

サクラは動揺しまくった。
サクラの目が点だ。
サスケは無表情に近い気怠い雰囲気だ。

サスケは確認作業を終わらせ、ほぼ無表情でサクラの前に立ってる。
サクラの目が泳いでる。

『…ありがとう……』

サスケは鞄から瓶を取り出して、サクラに渡した。
サスケの表情はほぼないに等しい。
サクラは赤面したまま…その間もパニックしたように震えてる。

『これから先も俺に本当についていくつもりがあるなら…飲め…』

「これは…」

サクラは渡されたものの瓶をよく見た。
黒い瓶だ。
強力精力剤と書かれていた。

「サスケくん…」

サクラはサスケの瞳を見詰めた。
サスケの瞳は潤んでる。
頬は相変わらず、白い…。

『待つ…』

サクラは突然、サスケに正面から今度は包容された。
サクラにサスケの胸の高鳴りが伝わる。

(私だけじゃない、サスケくんもドキドキしてくれてるみたい…。
分かった)

サクラは瓶を開けて慌てて飲むことにした。

イッキ飲みした。

『ありがとう…』

サスケの瞳は柔らかい。

「サスケくん…」

サクラは顔を真っ赤にして頬を手で押さえてる。

(まさか…。
ここで?)

サクラはサスケに押し倒され、地面に倒れた。
そして、噛みつくキスをされた。

見詰められると蛇の生殺しのようにサクラの体は動かない。
サクラは全身が湿ってきた。

サクラは勇気を出して尋ねた。

「サスケくん私のこと好き?
変態なの?
香燐さんともしたの?」

(空の月が天井に見える。
ここでまさか…するの?
声が聞こえたらどうするの?)

(サスケくん…。
変だよ…。
私の知ってるサスケくんは…。
こんなんじゃない…。
私が知らないうちに…慣れてるの…?)

(まさか…本当に香燐さんが…サスケくんを…)

不安になった…。

「香燐とはしてないし、俺はお前の体が長年欲しかったし。
お前が大好きだ」


そしてそのまま、ことは終えた…。

サクラはグッタリ横に倒れた。

(ここで全裸にされるなんて…。
これからもそうなの?
私は…。
私、変な声…出てなかった?
大丈夫だった?)

サスケはとても元気そうだ。


☆☆

公園を抜け帰宅に向かう。

サスケの表情はクールだ。
サクラは顔が真っ赤だ。

『サクラ…。
これから先も俺に本当に付いていくつもりがあるなら…。
胸触らせろ…』


「サスケくん…」

サクラは困った顔だ。
一日中、困り果ててる。

(サスケくん、股がヒューヒューする。
ノーパンなんて恥ずかしい…)

(どんなことされても…大好きだから叱れない…。
前と人格が違い過ぎて…疑ってしまう。
やっぱり、香燐さんがサスケくんを変えたとしか…思いようがない。
サスケくんは変態なことしかずっと言ってない…。
してる最中もそう…。
サスケくんの口から信じられない単語ばかり出てる…。
前とあまりにも違い過ぎる…)

サクラは黙ってサスケの隣に行った。

サスケにサクラは胸を揉まれた。

「サスケくん。
わたしのことすきだよね…?」

(サスケくんが…。
変態すぎて…私、不安で…戸惑って…。
体のことしか言ってこない…)

『大好きだ』

サスケは気怠いような表情でベタベタサクラに触ってる…。
声は低い。


「情事中のプロポーズは法律上無効って知ってる?
サスケくん……普段も言ってよ…」

(…まともな会話が成立してないよ…)

『帰ったらスル』

サクラは困った顔だ。
サスケはサクラの顔をじっとり見詰めてる。
それはまるで蛇が獲物を見る時のような瞳だ。
真剣な表情だ。
声は落ち着いて低い。

「サスケくん…。
香燐さんとは…。
こういうことしたの?」

サクラは触られながら困った顔だ。
頬は赤い。
月がサクラを照らす。

(慣れてるの?)

『ない』

サスケの顔は固い。
声も低く端的だ。

「サスケくん…。
もしかして…。
変態なの?
戦争中や去年会った時と違い過ぎる。
何があったの?
やっぱり香燐さんなの?
私…心配で…」

サクラはサスケの顔を確認するように見る。
サスケの瞳が濡れてる。

( 他と比べたことないし、未経験だから分からないけど…。
こんなものなのかな?
世間って…。
他人には聞けないし…)

『大好きだ』
道端なのにサスケはサクラに深いキスをしてる。
サクラは困ったように顔が赤い。

サスケの唇がサクラから離れる…。
サスケはじっとりサクラを見詰めてる…嫌らしい顔だ。
サクラは困った表情だ。

無表情に近いサスケが服の中に手を入れて胸を揉む。

サクラは固まる。

(私の質問…誤魔化してる?)

そのまま。
家についたら…サクラはサスケに庭で…すぐに倒された…。

「サスケくん、私のこと…。
好き?」

サクラの目は驚いたようにパチクリだ。
庭の草むらでサクラは寝転がってる。
サクラの上にいるサスケの顔は嬉しそうだ…笑顔だ。
月が二人を照らす…。

(サスケくんの笑顔って本当に稀。
こんな瞬間にしか見れないなんて……)

『ずっと、おまえの体が欲しかった 』


サスケがサクラに深い接吻した。

「好きなの?」

(やっぱり・…体のことしか言ってない…。
サスケくんがおかしい…。
誰が私のサスケくんを変えたの?
香燐さんなの?)

(入院中も下ネタしか言ってなかった…香燐さんは…。
私の体、目当てなの?
サスケくんってやっぱり…私の心じゃないの?
こんなに私はサスケくんに深い愛を与え続けたのに…)

(疑問だらけ…)

『好きだ』

サスケは嬉しそうに顔を真っ赤にして…デレデレして、サクラの肌を愛でてる。
サクラの乳房を吸い付いて、胸を揉んでる…。


サクラは小さく喘ぎ始めてる…。

「 サスケくん、素面でも言ってよ。
私…拗ねるよ… 。
好きだとは言ってくれてる。
でも少しサスケくんの思考回路についていけないところもある、でも好き。
愛してる…」

(いきなり会って、外でなんて変だよ。
私にパンツをはかないことを強要させるのも…どこで覚えたの?
絶対、初めてとは思えない…、やっぱり…香燐さんなの?
誰が私の清く格好良く硬派なサスケくんを変えたの?
サスケくんはこんな人ではなかった…。
お願い、素面で言ってよ…。
マトモな会話が成立してないよ…)

サクラは怒ったような困ったような恥ずかしい顔をして、声を漏らしてる。
サスケは残った手でサクラの秘部を愛撫してる。
サスケは嬉しそうに頬が赤い、瞳が濡れてる。

(サスケくんの子供を産むのには協力する気でいる。
そんなに激しくしなくても出来ると思う。
里で家族がいなくて寂しい気持ちも理解できる…。
デートもしたい)

サクラは悶えてる。
声が出てる。
サスケは反応してる…サクラにディープキスをしてる。

『…』



そうして夜は深まった…。





甘いものは嫌いだ←二日目夜のサスケの本音


目次

二日目三日目(サスケの暴走?)(サスケ視点













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