アナタノコトガスキデス

萌え妄想のまま走るいろいろ創作小説の予定。苦情無断転載禁止。

四日目(今…サスケから明かされる真実)



~サスケ視点~


サクラと結婚して4日目の朝食中…今、食卓にいる。
今日もサクラは家で裸だ。
ずっとだ。
ココは俺の楽園だ。
相変わらず可愛い、綺麗なカラダだ。
いつも吸い付いてる。

普段暗く表情に乏しい俺ですら瞳はもう猛烈に嬉しそうだろう。
鰻丼を食べながら…俺の隣に座るサクラの体を触ってる。
サクラは俺の抱き縫いぐるみ状態だ。
良い裸だ。
昨日もしたけど幸せだ。

「サスケくん…。
昨日の鰻丼の残りおいしい?」

俺の隣にいるサクラは慣れたのか顔が赤くない。
しかし俺はもう幸せいっぱいだ。
慣れてくれて嬉しくもある。
サクラは俺をねぎらう優しい表情だ。

『ありがとう…』

俺は盛大に甘えてる。
朝食しつつ、サクラの乳房を触ったり、尻のあたりを触ってみたり。
するとサクラも反応してくる。
これがまたいい…サクラは困った顔してる…俺は瞳だけが輝いてる。
機嫌が良い朝だ。

(お前は光の天使だ)

俺が朝支度を終えて、素顔で玄関へ向かえば。
サクラは裸でついて来る…少し照れてる表情でもある。
これがいい。
それから玄関で何も言わずサクラは俺に行ってきますのチューをしてくれる。
サクラは照れると口数が減るらしい。
目が潤んでる。

「サスケくん、行ってらっしゃい」

『サクラ、行ってきます』

俺はガラッと扉を開ける…外の景色が見える…。
それから俺はゆったり去る…あくまでも渋く格好よくだ。
これをすれば…サクラは…昨日まで隠れてた。
首を少しまわし…後ろを眼球だけでチラリと振り返れば…。
サクラは今も恥ずかしそうだ。
外からサクラが丸見えだからだ。
この辺いったい人間がいないから慣れても良いのに。
服着てた時は屋敷の外へ出て手を振ってくれたのに。
まだ裸で道に出て俺に手を振る勇気はないらしい。
玄関から顔だけ出して手を振ってる。
これも可愛い。
俺は機嫌最高に良い。

☆☆

今日は昼間、媚薬を買いに行った…こういうのって効くのか謎だ。

(今頃、サクラはノーパンなんだろう…)

想像すればホッコリする。

(今頃、狼狽えてる筈だ…)

最近、いかがわしい店の常連客でもある。
サクラに着せてみたいものばかり売ってる。
買うまでに色々妄想も楽しくある。
この頃、気持ち悪いほど機嫌が良いので部下は…逆に気味悪がられてる。
部下全員…俺のことを怖い冷徹男と感じ…ひれ伏してるらしい。
これは正解だ。
どこまでも俺の強さに怯え…俺の力に屈服し、言いなりになれば良い。
俺の理想はそれだ…口で心を落とし、誘導する能力はない。
余り隙を見せれば舐められるかもしれない。
しかし、瞳も優しくもなる。

☆☆

俺は職場を出た。
帰り道は無表情だ、任務が楽しいわけもない…品行方正は疲れすぎる。
むさくるしい人間たちと一緒でつまらない…自宅が一番だ。
顔も夕方になるにつれて表情も険しい…固くはなる。

「サスケくん?
凄い今日も偶然だね」

サクラがいつもの道にいる。
朗らかだ。
今日もきっと、サクラはパンツを履いてない。
俺のカバンだ。
顔がまだ少し赤い。

『サクラか…』

俺の顔は平然とした雰囲気…声はゆっくりと低めだ。
任務疲れが一気に地面へ落ちたような心地だ…安堵の域だ。
待ってたに決まってるが…隠す。

「サスケくん、お団子ありがとう」

サクラは上目遣いだ。
俺は普通の顔だ。
素顔ともいう。
険しい顔からナチュラルな顔になってる。

『…』

今、サクラに触ろうかと願った…道端に人はいるが結界貼れば良い。
サクラには黙る…どこまでも困らせてみる。
仕事は疲れる…楽しみもない…いますぐ隣の公園で昨日のようにしたい。
パンツがないぶん…やりやすい。
どこでも出来る。
駐車場でも良い。
きっと履いてないはずだ、俺のことが好きだからサクラは今日も…。

『公園行くぞ』

今日も公園にしようかとも思う。
廃墟でも良いが。
サクラに選ばせてみようかとも思う。
道端はさすがに…俺の3メートル前にお婆さんが前進してる。
どうかと思う。

サクラが手を出して…困った顔だ。
これがまたいい。
顔が赤くて可愛い女だ。

俺はじっと見つめてる。

「サスケくん、ストップ。
今日はどうしても、家でお話ししたいの…。
待って…」

『うざい』

声も低くなる。
機嫌が悪くなった。
俺の表情が急に暗い。
今からヤリたい…。
会話ほど俺にとって最悪で嫌なものもない。

「家に帰ったら私がサスケくんに奉仕するから。
いつもサスケくんからばかりで悪いから…。
ね…駄目かな?」

サクラが甘えたように上目遣いだ。
しかもサクラは今、パンツを履いてない、当然だ…俺の命令に従ってる筈だ。
頭の中に期待が広がった。
目が点にもなる…今、気持ちは薔薇色だ。
いっぱいしたいことならある。
俺からするよりサクラからされてみたかった。
俺の体を激しく求めてこれば良い…テンションがあがってる…顔は素顔だが…どんどん…頭の中でルンルンしてる…。

『…』

仕方ないから俺は自宅へ走ってやった…その間も俺はボーとしたような表情だ。
一点しか…頭の中にはない。
帰ってどこまで…俺の体を求めるか楽しみだ。
やっと俺が与えた性技に屈服し、俺の力でサクラの体は俺色に染まり始め…火がついたように…身悶えてるらしい。
ムラムラするらしい…良い話だ。

自宅についた。

俺が小走りだったと言うのに、走ってついてきてくれた。
これは相当したいらしい。
期待値が上がる。

自宅前に到着した。
鍵を開ける。
それから…屋敷に入り…俺は玄関で足を止めた。
もうこれで…家に侵入した…。

今から何が始まるか。
サクラからの猛烈な愛撫だろう。

俺の瞳は潤んでる…期待いっぱいだ。
頬は白くてもこれはデフォルメだ。
サクラは困った顔だ。

「サスケくん…私と会ってない間、何を考えていたの?」

一瞬で俺は嫌な顔だ。
機嫌ががた落ちだ。

『そのことか…。
もう終わった』

下を向いて溜息を吐いた。
声も低い。

「サスケくん…。
何の話?」

サクラは不思議そうな顔だ。
ノーパンなのに天然なのか?
濡れてないのか?
俺がサクラを激しく視姦してるのに…今夜、会ってからずっとだ。

『ああ。
あの時代は終わったんだ。
俺は今、未来に生きてる。
過去は捨てた』

機嫌が悪い分、床を見て最高に低い声だ。
地響きのようでもある。

「あのとき何を考えてたの?」

サクラのノン気な声が上からする。
サクラは玄関で立ってる。
俺は玄関の靴を置く場所の上の段に…玄関マットに座ってる。

『うざい。
犯す』

さすがに切れた。
声も低くなる。
それからサクラを睨んだ。
視姦より睨みの方が…サクラは命令に従うらしい。

「サスケくん…。
えと、今日は私からなんて…。
要らないよね?」

サクラは目を泳がせて顔が赤い。
おまえは今、ノーパンのはずだ。
待ってやる。

『…』

俺は表情のないまま停止してる。
意味は分かる筈だ。

「待ってるのかな?
サスケくん…」

サクラの顔が赤い。
俺にしがみ付いてキスしてくる。
背丈に差がある…。
当たり前だが反応する…深いキスだ。
ノーパンのまま、どこまで奉仕が始まるのか期待してる。
俺の瞳は柔らかい。

「サスケくん…。
寝室まで待てる…?」

遅いだろう。
サクラは柔らかい音声で俺に聞く…。
まるで母親のノリだ…。

俺は無表情で押し倒してみた、今…猛烈に怒ってる…。
サクラは焦り出した顔だ。

「寝室へ行ったら…。
続きするから…」

サクラは優しいが…とろい…。
ノーパンのはずだろ?

俺は表情なしだ…早くしろと言う意味だ。
遅いから幻滅し始めてるという意味でもある。
俺は目だけを細めた。

「いっぱいする。
約束する」

サクラが提案してる。
俺は下を向き…床を見てる。
サクラを待つ意志だ。
足早に寝室へ進んだ…あまりの遅さに減点してるから表情が沸かない…。
ガックリ来てる…任務中も期待が多かっただけに…会ったらすぐ激しく求めてくるはずだと想像してたからだ。
とろくて遅くて鈍い…さすがに少し賢くなって欲しい…そこも可愛いが。
俺の後ろから…サクラがついてくる…。

「サスケくんって…。
まさか…分かりやすい?
え?」

後ろから空気の読めないサクラの発言だ。
サクラは…昔から空気を読むのが苦手だ。
ナルトと俺の戦闘の時も毎回、現場の空気が読めてなかった…。
リーと俺の戦闘時にもだ…。
サクラの声色からして…困ったような感じでもある。

寝室で畳を見ながら待ってると。
サクラは玄関で自分の服を脱いだらしい…裸で来てくれた。
この家に入る時は服を着るなと昨日、俺がした躾が効いてるらしい。

サクラが俺に近づき…俺の服を脱がしてくれて…奉仕してくれる。
一日ノーパンで過ごしたサクラがだ。
やっぱり、そうとうムラムラしてるらしい。
俺の体を触りまくって、サクラが愛撫してる。
俺は身悶える。
サクラが俺の体を求めてる。
これほど嬉しいこともない。
裸のサクラが…俺のズボンを脱がし、俺のモノを口で咥えてる。
一度抜いてくれた。
余程したいらしい…俺とセックスがだ。
確かに職場でノーパンで辛かっただろう…俺としたいらしい。
サクラは俺の体を求めてこんなことをしてる。
もう嬉しくて俺から声も出る。

『サクラ…』

サクラは赤面してる。
口では言えない性格らしい…「お願い抱いてサスケくん」と言えないらしい…。
しかし俺は行動で理解した。
俺の体が欲しくて…今ウズウズしてるらしい。
俺が出した精をサクラは口から取り出した…サクラは裸だ、良い眺めだ。

少しスッキリした。
しかし…まだ足りない。
今からもっと凄いことが始まる筈だ。
どこまで俺とやりたいのか?…機嫌が良い。

サクラには頑張ったご褒美をやることにした。
俺なりの愛情だ、機嫌が良すぎる。

『おまえは鈍い。
悟れ』

俺の髪は乱れ…サクラの瞳は潤んでる。
可哀そうにサクラだけ…まだムラムラしてるままだ。
俺だけ少し楽になってる。
今頃、サクラのアソコはびしょ濡れの筈だ…これも素敵すぎる眺めだ。
サクラの乳房が俺の前にある。
サクラが俺の胸元に密着してくる…。


「サスケくん…」

サクラは真っ赤だ。

『俺の気持ちになって考えろ。
気が付け』

ヒントをやる。

「サスケくん、あの時、なに考えてたの?」

『話す代わりに今日はお前、奉仕しろ…』

「うん…」

サクラがずっと赤面だ。
俺は畳のある寝室の布団に座り…その前にサクラも座ってる。
俺を楽にしてくれた褒美としてサクラの乳房を揉んだ。
良い体してる。

『ナルト…。
あの当時アイツは俺の敵だった』

(恋のだ)

「サスケくん…?」

俺はサクラの胸を手で激しく揉んでやった…。
溜まってる筈だからだ。
俺の役目はサクラの欲を受け止めることにある。
それで良い。
サクラが少しやらしい声を出す…やっぱりそうらしい。

『今日、媚薬買ってきた。
あとでお前につかおう』

「ナルトが敵…の意味がいまいち…」

『そんな話題は今したくもない…』

俺は畳をドスッと一度、拳で叩いた。
表情は急に硬くなった。
狂乱の域だ、興ざめも良いとこだ。
この瞬間出てはいけない単語がサクラの口から出てる。
ヒントはここまででいい。

『おまえは…黙れ。
話は…最後まで聞け…』

(お前の口から…。
やってる瞬間、その名前が出ると殺気立つ。
昔のことが甦るからだ。
俺は本音は話したくもない。
理解しろ)

サクラはやってるとき、俺の名前だけを呼ぶので良い。

「サスケくん…」

裸のサクラの瞳が困ったような怯えたような顔だ。
俺はこんなサクラも大好きだったりする。
今、サクラはムラムラしてるだろうか?
一日ノーパンで俺の体を奉仕して…。

『アイツは俺の先を行ってた。
俺が求めてるものが何か分かってた』

褒美はあげる、ヒントだ。
俺の表情が柔らかくなる。

(サクラだ…。
そして家族だ…。
アイツは知ってた…。
俺が一番何を求めてるか…自覚するよりも前からだ…)

「…?
サスケくん?
欲しいものあったの?」

サクラは不思議そうな顔だ。

『で。
俺は自分の存在価値を知らしめるために常に里でトップでいた』

(俺はおまえにアピールしてた。
俺はこの里の誰よりも強いと…サクラに…存在価値を知らしめてた、分かれ。
家族のいない俺にとってそれしか方法がなかった…)

「サスケくん、頑張り屋だよね」

サクラは笑顔で俺を褒めてる。

『急成長してるアイツに未来を奪われるのが嫌だった』

(お前と一緒になる未来を取られる訳には…いかなかった…)

「サスケくん、強いよ。
格好良いし…」

サクラは困ったように照れて…。
これは昔…里抜けの時に『ナルトのことをおまえはどう思う?』と聞いたときのサクラと同じ表情だ。
とても照れて顔が赤い。
昔を思い出してきた。

サクラを抱き締めた。
布団の上でお互い裸になり座りながら抱擁する。
サクラには俺の表情は見えないはずだ。
俺は頬に血が上ってる。
告白だ。
サクラの心臓の音が心地良い。
サクラだけムラムラしまくってるだろう。

『俺には認めてもらえる力が必要だった』

(お前にだよ。
サクラ…。
あの里で俺は不遇なんだ。
知ってた)

「サスケくん…」

柔らかい声だ。

『おまえの気持ちは知ってた。
でも…おまえにはナルトがいるし、俺はおまえをナルトに託す気でいた』

(ここが悔しい…)

「どうして?」

『俺は…サクラとナルトの恋路の邪魔者だった。
俺は居場所を失ったからだ。
お前はナルトとなった方が幸せになれそうだからだ』

(俺はおまえのことが大好きだ)

『アイツは火影になる器の男だ』

(お前には幸せを願う。
分かれ…。
ここまで言わしたんだ、もう理解しただろ)

何故か悔し涙が流れた。
サクラの顔は見ない。
俺の顔も隠す。

「サスケくん…」

サクラはねぎらう様な声だ。
俺は確かにサクラを苛めて喜ぶ性癖だ。
悔しくもある。

『だが、おまえはそれでも懲りずに俺を選んだし、ナルトはおまえを選ばずヒナタに行った』

(あいつは去った)

『ナルトにはお前のことを命に賭けても守れと第七班の頃に何度も告げたが、ナルトにはヒナタという守るべき存在が現れた』

(お前を捨てた)

「お前のことを慕う忍びは他にもたくさんいたが、お前は俺だけを選んでくれた 」

(嬉しかった)

『おまえが俺を待って独身のまま一生を終えるのが、俺は耐えられなかった、おまえが不憫だからだ』

(お前が大好きだ)

『だからおまえの感情からいつまでも逃げなくて答えなくてはと思った』

(自信なんてない)

『はたしてこんな結果でお前が満足してるのか俺は分からない』

(俺は満足だ)

『だが、その方法しか思い浮かばなかった』

(要するに…。
俺はおまえだけだ。
別れ)

昔は忘れる。
涙は拭った。
俺は現在にいる。
現在サクラはこんなにも俺の体を求めて身悶えてる。
俺はそれに更に火をつけてやる。
ヤリまくる。

『サクラ、そんな話もう良い。
媚薬塗る。
後ろ向け』

サクラから離れて自分のカバンを漁ろうかと思った。
表情はないに等しい。

(俺は昔を思い出したくない)

「サスケくん」

サクラは俺を後ろから抱き締めてきた。

「サスケくん、ごめん、気がついてあげられなくて…。
泣くほど辛かったなんて…」

(…)

(お前は鈍い。
まだわからんのか…)

「今日は精一杯奉仕する。
だから、許して」

『ありがとう』

(許してやろう。
今日は…うざいことを語らせたんだ。
その分、楽しみにしてる…サクラからの奉仕をだ…期待してる…)

(俺は自覚ないだけでお前のことを最初から意識してた。
あとから気が付いた。
実は、殆ど大昔から気が付いてたが・・・予想以上に来てたことを知ったのは離れてからだ。
狂愛の域に近い…そこまで来てる…。
大蛇丸に噛まれた辺りからは特にヤバかった…)

(お前と家族になれてうれしい。
ありがとう)

(この鈍チンが気付くかしらねぇが…)

俺はサクラにデコピンをした。

サクラの顔は赤くなった。

(もう…そろそろ…言う前に気が付いても良い頃だろう…)

(それとも気が付かないならそれでもいい)

(側にいてくれるだけでいい)

今日は騎上位かもしれない…俺のアソコの乗って来て出してほしいと泣きだすのかもしれない…。
サクラはそうとうムラムラして仕方ないらしい…俺の体を求めてる…抱いて欲しいらしい…。
きっとサクラはそのはずだ…サクラも隠してるだけに決まってる…。





~サクラ視点~



サスケくんと結婚してホヤホヤ四日目。
朝食中も私は家で裸。

サスケくんはとても嬉しそうな瞳をしている。
隣の椅子に座って朝食してる。
昨晩も猛烈だったから慣れたのかやっと私は普通の表情に戻れてる。

「サスケくん…。
昨日の鰻丼の残りおいしい?」

私はお母さんのようにサスケくんの傷心を慰めてあげるつもり。
それにしてもサスケくんって可愛くてたまらない。
してるとき盛大に私に甘えてくる…。
大きな子供みたい…あと物凄く反応してくれる…。
普段クールなだけにキュンキュンしてくる…。
身悶えるサスケくんを見るのって私、大好きかもしれない…。
サスケくんは私の体を見てる…。

『ありがとう…』

サスケくんが私の胸とか尻とか触ってる。
そこはさすがに恥ずかしい…。
少し困る…。
でもサスケくんの瞳が輝いてる。
こんなことは人生で初めてかもしれない…サスケくんの目が輝いてるのは…。
そんなに良いみたい。
どこでこんなに女の人の体が好きになってしまったんだろう…。
やっぱり…香燐さんの影響なの?

クールなサスケくんでは…してるときない…。

サスケくんは…出勤の時間。
サスケくんが朝支度を終えて…立ち上がる。
サスケくんの後ろから…私だけ裸で…渡り廊下を越えて、サスケくんに付いていき…玄関へ行く。
玄関に行くにつれて顔が火照る…。
私は何故か照れすぎて…目だけ潤んでしまう…それからソッと何も言わず…サスケくんに行ってきますのチューをして。
サスケくんが去るのを待つ…。

「サスケくん、行ってらっしゃい」

『サクラ、行ってきます』

突然、玄関の扉が開く。
私だけ裸。
外の空気が流れてる。

誰か不審者でもいたら・・丸見え。
私は扉の後ろに隠れたい。

サスケくんは…出勤して行ってる。
今日は扉から顔だけ出して…手もだしてヒラヒラと振っておいた。
昨日はしなかったから知らなかった。
サスケくんが少し首をこちらに向けてた。
優しい目。

これはまさか…道端まで出て手を振れって意味なの?
それはさすがに…無理。
いくらだれも住んでないって言っても…。
誰が潜入してるか…この忍者社会分からないから…。
照れすぎる。
こんなにお天道様が明るいのに…。
私だけ裸なんてそんな…そしてサスケくんの見送りだけのために手を振るなんて。
少し混乱してる…。

どこでこんなことを覚えたの?
まさか…香燐さんにも大蛇丸アジトでは毎日、これをさせてたの?
変態の香燐さんなら喜んでするのかもしれない…。
でも…これはさすがに…露出狂も良いとこだよ…サスケくん…。

☆☆☆

昨日まではあまりにビックリで…。
頭真っ白だったから…。

服、着よう。
パンツ履いてないのに…。
初日より慣れてる…。
私、もしかしてこのままサスケくん色に染められるのかな…。

それから私はやっと服を着た…うちはの家紋が入った特注メイドナース服。
私の私服は全部、サスケくんの計らいで…背中に”うちは”の家紋がつけられたみたい…お気に入りの桜色のワンピース。
ちょっと照れる…。
どんどんサスケくん色に染まってる気分…。
昨日はシャワーを浴びれた。
風呂の中でしたときに…。

考えてみれば…。
サスケくんと結婚してから…。
まともに会話した記憶がない…。

今日こそはサスケくんが私と離れていた間、何を考えていたのか聞こうと思う…。
長年会ってないし…毎回、遭遇する度に凄いことだらけで。
殺し合いまでしてしまった仲なのに。
私は今…サスケくんと結婚してる。
あのときはどうすればいいのか悩んで泣いてばかりだった。
その頃もまさか…香燐さんとは変態プレイに嵌まってたのか。
大蛇丸傘下では他には女性がいないのか…。
サスケくんの体を付け狙う女性が多いのは知ってる。
大蛇丸傘下って変態な女の人ばかりみたい…ビックリ。
里の女性ではありえない…。

その中で一生懸命何者にも染まらない清き鷹としてサスケくんは君臨してたのだと…私は信じようと前はいた。
でもだんだん疑惑が頂点になって来てる。
してることの壮絶さのせいで…。
まさか…女性全員にこういうことを強要させて闇世界でハーレムを形成してたのかと…いろいろ想像するにつれて…変な気持になってくる…。
誰が私の清き美しく何者にも染まらない影武者のサスケくんを…ここまで尋常じゃないレベルで女体好きに変えてしまったのか。

久しぶりの再会だと言うのに…サスケくんとは普通の会話が成立しない。
サスケくんは常に下ネタしか言ってこない…。
誰が変えたのか?
香燐さんなの?
しゃーなろ!!
潰す、倒す…。
香燐さんは私に緊急病棟でUウチはサスケの子供を産んでもおかしくない女Uって言ってた。
私が生むに決まってる。
というより…まさか…隠し子まで既にいるの?
もうグルグル…。

☆☆☆



そろそろ支度しなきゃ…。
サスケくんは昨日、私に甘口御手洗団子と餡蜜を買ってくれた。
持っていって、お昼に食べよう。

☆☆

昼、餡蜜と甘口御手洗団子を食べた。
今日も医療ベットで仮眠した。
顔のほてりは少しマシになっていた。
綱手さまには…そうとうカラかわれた…。


☆☆

職場を出たら。
前と同じ道で…。
クールな硬い表情のサスケくんがいた。

「サスケくん?
凄い今日も偶然だね」

サスケくんはきっと里で認められるために贖罪の旅任務も必死。
疲れてる筈。
朗らかに私は体調をねぎらう。

『サクラか…』

サスケくんは平然とした雰囲気。
声がゆっくり低め。

「サスケくん、お団子ありがとう」

少し上目づかいに甘えてみる。
サスケくんはクール。
やっぱりいつもどおりのサスケくん。

『…』

サスケくんがクールな雰囲気のまま…
私を触ろうとしてる。
今日は手を繋いでくれるのかな?
まさか…動物園や水族館。映画館。遊園地のデートに連れっててくれるの?
確かにノーパンは恥ずかしいけど。
私はサスケくんのために頑張ってるから…。
だから…今日はご褒美なのかもしれない。

『公園行くぞ』

私の3メートル前にお婆さんが前進してる。
ここは路地。
下ネタなんてする訳にはいかない。
私も昨日で学習してる。
公園でまったり普通のデートをしてくれないって。
きっと昨日みたいに公園に行ったらすぐやられる。
警戒もする。

「サスケくん、ストップ。
今日はどうしても、家でお話ししたいの…。
待って…」

私はサスケくんに手を出して困った表情になった。
もう顔が真っ赤だ。
期待を裏切られたみたい…デートではないみたい。
木ノ葉パークで観覧車や…映画館で話題の映画ナルトthe lastも見てみたいのに。
今日も職場でみんなうれしそうに感想を言ってたのに…。

『うざい』

サスケくんの声が低い。
それから表情も暗い。
なんか…私との会話から逃げられてる気がして仕方ない。
サスケくんはどうして私と結婚してくれたの?
私の求婚に応じてくれたの?
外で女の人はいるの?
香燐さんとの仲は今、どうなの?
もうグルグル。
今、パンツを履いてないぶん…風がヒューヒューする。
私がサスケくんをだいすきって証明できたし…。
そろそろパンツ履いてもいいよね?
サスケくん…。

「家に帰ったら私がサスケくんに奉仕するから。
いつもサスケくんからばかりで悪いから…。
ね…駄目かな?」

上目づかいで甘えてみた。
私の3メートル前にいるお婆さんは…4メートル先まで行った。
私は小声で囁いた。
聞こえたらさすがに困り過ぎる。
サスケくんは表情を変えてくれない。
ココではいや。
道に人もいる。
隣の公園も人がいる…。

『…』

サスケくんはボーとした表情でスタスタ前進してる。
私は追い掛けて行った。

自宅についた。
サスケくんは鍵を開けて玄関に侵入したみたい。
私も慌てて…扉を開ける。
今日は早めに終わらせて…それからデートに誘ってみようかな?
って思う。
木ノ葉パークの観覧車も気になるし…。
それから映画館…映画ナルトthelastも気になる。
あと…動物園も…巨大なモンスターがいっぱい展示されてるみたい…。

サスケくんの瞳が潤んでる。

「サスケくん…私と会ってない間、何を考えていたの?」

やっと普通の会話が出来てる。
嬉しい。
再会して実に4日目で。
いっぱい長年の聞きたいことだらけ…。
何があったのかって。
誰でも気になる…。
私も今日、職場で…聞かれた。

≪サスケくんは…サクラのあってない間、どうだったって?
和解は出来たの?
殺し合いまでした仲なんでしょ?
あなた達≫

イノにも言われた。

//サスケは何て言って…サクラを嫁にしたんだ?
あの当時、どうしてあそこまで荒れてたのに。
サクラを受け入れたんだ。
いろいろ語り合いとか出来たのか?
結婚はまだ早くないか?
それでもおまえが良いのなら良いが…。
サスケとはデートとか出来てるか?
仲良くいってるか?//

綱手様にも心配されてる。

サイにも…。

+僕はまだサスケくんを信用したわけでもない。
サスケくんは闇世界で絶対香燐さんと出来てるに決まってる。
魂胆は君の体ぐらいなものに決まってる。
僕が人を見る目は確かだ。
君はサスケくんと分かり合えてるのか?
どこまでサスケくんを知ってるって言うんだ。
もっと会話もしてみた方が良い…。
きっとあの男からはいろいろボロが出そうな気がして…僕は仕方ない。
君が想像するような奴とは僕は思えない…+

イノとサイのデートのときにも…。

リーさんも相変わらず…。

<本当にサクラさんのことがサスケくんは好きなんですか?
サクラさんの純情を利用して体を奪う最低男なんじゃないですか?
デートとかしてくれてるんですか?
サスケくんは。
僕は香燐さんとサスケくんが茶屋でイチャイチャに暮れてるのを目撃してます…サスケくんが16歳の時に。
サスケくんは遊び人じゃないですか?>

なんだか…私、里中全員に心配されてる雰囲気で…。
さすがに聞いてみたい…。

『そのことか…。
もう終わった』

サスケくんの声が低い…下を向いて溜息まで吐いてる・・。
何だか…後悔してるような雰囲気。
物凄く疑惑しか湧いてこない…。

「サスケくん…。
何の話?」

不思議な感情になる・…。
復讐の話なの?
それとも…女遊びを隠してる件についてなの?
それが怖くて…聞けない。
藪から蛇が出てきたら…困るから。

『ああ。
あの時代は終わったんだ。
俺は今、未来に生きてる。
過去は捨てた』

サスケくんは床を見てる…声が最高に低い声…まるで地響きみたい。
物凄く機嫌が悪そう。

「あのとき何を考えてたの?」

やっぱり…聞きたい。
何があったのかって。
女遊びに明け暮れてなかったかって…。
どこでこんなことを覚えたのか…。
いっぱい。
里の皆にも否定してあげたい。
私は玄関で立ってる。
サスケくんは玄関の靴を置く場所の上の段に…玄関マットに座ってる。

『うざい。
犯す』

サスケくんの声が低い。
それから睨まれた。
聞きたいのに聞こうとすると…怒られるみたい…。
余計に気になる…。

「サスケくん…。
えと、今日は私からなんて…。
要らないよね?」

私は目を泳がせて顔が真っ赤になった。
自分から言うのが照れる。
早めに終わらせて。
会話も進めて和解して。
それからデートに行って。
明日はみんなに自慢しまくりたい・…。
サスケくんと私は心で繋がってるから大丈夫って。

『…』

サスケくんが表情のないまま停止してる。
これはたぶん…。

「待ってるのかな?
サスケくん…」

私はもう真っ赤。
でも…早くしないと映画の上演時間に間に合わない。
私も話題に乗りたい…。

とりあえずサスケくんにキスした。
背丈に差があるからしがみつく形。
ドキンとした。
流されそうだ…。
サスケくんは反応してるし…柔らかい瞳。
えと…

「サスケくん…。
寝室まで待てる…?」

サスケくんに玄関で押し倒された。
私は焦った。
このままでは…また会話が続かない。
和解へとつながらない…。

「寝室へ行ったら…。
続きするから…」

サスケくんは無表情…とってもクール…目を細めてる…。
とてもドキドキしてる。
けど今日はどうしても聞きたいのに…。

「いっぱいする。
約束する」

提案してみた。

サスケくんが玄関マットに座って、下を向き…床を見てる。
それからすぐに…サスケくんは足早に寝室へ進んだ。
サスケくんは…今、クールで任務帰りの気怠い雰囲気。
私はついていった…。

「サスケくんって…。
まさか…分かりやすい?
え?」

どこでこんなにコレが好きになったんだろう?
疑問だらけ。
他の女性とはどうだったのかって。

とにかく早めに終わらせて今日こそデートする。
木ノ葉パークの大観覧車か、映画館で…ナルトthe lastか。
どっちかでもいい。
時間があまりない。
茶屋でデートでも良い。
香燐さんですらサスケくんと二人っきりデートを茶屋でしてる。
私はそれ以上のデートがしたい。
里で話題にも乗りたい。

そこで服は脱いだ。
私は玄関にいる。
サスケくんは寝室へ向かった。
この家にはいる時は…サスケくんが好きなら裸でいないといけないらしい。
私はサスケくんの要求には何でもこたえるつもり。
今日こそ褒美がもらえたらな…デートしたいな…。

寝室に向かって、サスケくんに近づき…。
これがまだ全然慣れてない。
サスケくんを全身奉仕をした。
すると私も煩悩が来たみたい…。
朝、聞きたかったはずのことがウヤムヤに…。
口で一度抜いてあげた。

『サクラ…』

と呼ばれた。
毎回呼んではくれる…。
サスケくんはしてるときは…見てるとかなり…恥ずかしい。

私も赤面が酷いのでもう聞くのを諦めようかと…思い始めた。
クラクラムラムラもする。
また話し合いが出来そうにない…。
出された精を口から取り出した。
その時…。

サスケくんが語り出した。

『おまえは鈍い。
悟れ』

「サスケくん…」

『俺の気持ちになって考えろ。
気が付け』

「サスケくん、あの時、なに考えてたの?」

『話す代わりに今日はお前、奉仕しろ…』

「うん…」

私は真っ赤になる。
野暮なこと聞いてるの?
サスケくんが胸を揉んでる。
今、私は服着てない…。
最近いつもこの家では…そうだ…。

『ナルト…。
あの当時アイツは俺の敵だった』

「サスケくん…?」

サスケくんが私の胸を激しく揉んでる…。
少し私から変な声も出る。
デートも今日も無理なのかもしれない…。
諦めも入る。
流されそう…。

『今日、媚薬買ってきた。
あとでお前につかおう』

「ナルトが敵…の意味がいまいち…」

『そんな話題は今したくもない…』

サスケくんが畳をドスッと一度、拳で叩いた。
急にサスケくんの表情が硬い。
ナルトをサスケくんは怒ってるみたい…。
確かにナルトは…ナルトを主題とした映画ナルトthe lastまで木ノ葉で上映されてる。
私は見たいけど…映画館で映画ナルトthe lastをサスケくんと見るのは諦めた方が良いのかもしれない…。
今日行くとしたら…木ノ葉パークの大観覧車が良いのかもしれない…。

『おまえは…黙れ。
話は…最後まで聞け…』

「サスケくん…」

サスケくんが怒ってる…私は少し困って怯えた。
サスケくんと映画ナルトthe lastを一緒に見たいなんて思うのはもってのほか…。
頑張って、耐える。
里の話題はみんなの土産話で耐え忍ぶ。

『アイツは俺の先を行ってた。
俺が求めてるものが何か分かってた』

サスケくんの表情が柔らかい。
サスケくんって最近、こんな表情をする。
どんどん優しくなってきてる…。
まるで白討伐前のアカデミー時代の優しくクールなサスケくん。

「…?
サスケくん?
欲しいものあったの?」

私は不思議でたまらない…。

『で。
俺は自分の存在価値を知らしめるために常に里でトップでいた』

「サスケくん、頑張り屋だよね」

私は笑顔でサスケくんを褒めた。

『急成長してるアイツに未来を奪われるのが嫌だった』

「サスケくん、強いよ。
格好良いし…」

サスケくんのことを褒めてると…照れてくる。
あと…ナルトの功績を黙るために困ってる…。
ちょっとサスケくんにはご機嫌取り。

そこでサスケくんに私は抱き締められた。
急にドキドキした。
サスケくんの心臓もドキドキしてる。
私と同じだ…。

『俺には認めてもらえる力が必要だった』


「サスケくん…」

私は柔らかい声。

サスケくんの胸の鼓動が伝わった。

『おまえの気持ちは知ってた。
でも…おまえにはナルトがいるし、俺はおまえをナルトに託す気でいた』

「どうして?」

『俺は…サクラとナルトの恋路の邪魔者だった。
俺は居場所を失ったからだ。
お前はナルトとなった方が幸せになれそうだからだ。
アイツは火影になる器の男だ』

そこでビックリした。
サスケくんが…泣いてた。

「サスケくん…」

よぼど居場所がなくなったのが辛かったんだと…私まで悲しくなった。



『だが、おまえはそれでも懲りずに俺を選んだし、ナルトはおまえを選ばずヒナタに行った』


『ナルトにはお前のことを命に賭けても守れと第七班の頃に何度も告げたが、ナルトにはヒナタという守るべき存在が現れた』


『お前のことを慕う忍びは他にもたくさんいたが、お前は俺だけを選んでくれた 」


『おまえが俺を待って独身のまま一生を終えるのが、俺は耐えられなかった、おまえが不憫だからだ』


『だからおまえの感情からいつまでも逃げなくて答えなくてはと思った』


『はたしてこんな結果でお前が満足してるのか俺は分からない』


『だが、その方法しか思い浮かばなかった』


サスケくんが涙を拭った…。
サスケくんが泣くのは…余程のこと…。
サスケくんの気持ちに気がついてあげられなくてごめん。

『サクラ、そんな話もう良い。
媚薬塗る。
後ろ向け』

サスケくんの表情はない。
いつもどおりクール。
サスケくんは自分の鞄を漁ろうとしてるみたい…。

「サスケくん」

サスケくんをねぎらって…サスケくんを後ろから抱き締めた。

「サスケくん、ごめん、気がついてあげられなくて…。
泣くほど辛かったなんて…」


「今日は精一杯奉仕する。
だから、許して」

『ありがとう』


サスケくんは…私の抱擁から逃れ、正面を向き直り…私にデコピンをしてくれた。

私の顔に熱が上がった…照れまくる…。
サスケくんの瞳はとても柔らかい。
あと至近距離。
もうクラクラする。
これからどうやって奉仕しよう…。
サスケくんはすぐ反応してくれる…やってるとき、猛烈に素直。
私はメロメロ…。





新婚二日目三日目サスケの暴走


目次


居場所(サクラ目線)結婚5日目























inserted by FC2 system