アナタノコトガスキデス

萌え妄想のまま走るいろいろ創作小説の予定。苦情無断転載禁止。

精 神崩壊(サスケ視点)



俺は今、コイツに弱味を握られているらしい。
大蛇丸傘下で一緒に班を組むことになった。
水月だ。

ココにいる男共は割りと卑劣なヤツばかりで…。
内に狂暴性を持ってる野郎ばかりなのだ。
どこでバレたのかは知らねぇが。
俺が昼間、平然としてることを良いことに。
情報を与えて来やがる。

どうも同じ大蛇丸傘下から耳にした情報だったり、自分でも偵察にして目撃した光景だったり、するらしい。

それは俺の里の情報だ。
俺は最初は知らない顔を続けてた。

そこでドコで…。
そのコトに気が付いたのか知らねぇが。

ある日を境にコイツはウザイ。
香燐には確かに…。
チャクラが関知出来るらしいからバレてる可能性もある。
アイツが水月に話した可能性もある。

その情報は…。
大抵、俺にとって…。
腹が立つ情報だ。

即ち…。
サクラの男関係についてだ。

水月はどうも俺の反応が見たいらしい。
情報は与える癖に…協力する気はなく、俺が苦しみ…もがく様を観戦したいだけらしいな。
と、すぐ理解した。

最初の頃は…。
どんな情報でも無視を決めていた。
そのせいで里を恨む理由が以前にも増して、ココでは暮らしやすくなったのだが。
ナマじ里が恋しいと此処では任務をこなし難いからだ。

しかし。
ーー今日の話は最高に胸糞悪かった。

「サスケ、お前の昔の仲間の話だが…」
「昔の仲間は捨てた…」

毎度ウザイ。
ロクでもないことしか言わん。

「お前、知ってたか?」
「…」
「サクラって女と、ナルトが…。
捜査って名目で…。
一緒に混浴温泉宿へバスタオルをして、入ったそうだなぁ」
「…」
「二人で宿に泊まったらしいな…」
「どうでもいい」
「そおか…。
そうだよな」

俺にとっては…。
聞きたくねぇ。
不必要な話だ。

水月…。
オメェは悪目立ちし過ぎだ。

そのとき…殺意が芽生えた。
だから今夜…。
コイツに制裁を加えることを決めた…。

それは…。
深夜12時頃に決行することにした…。

コイツは俺の弱味を握った気でいるらしいが。
一度、凝らしめてやらなければなるまいに…。
目障りだ…。

今夜は…大蛇丸やカブトなどの上層幹部は…遠征の日らしい。

期は熟した。

水月、お前に精神的報復を与えよう…。

深夜、俺は殆どの部下を急所を外して斬り倒した。

血が滴ろうが知らん…。
廊下が負傷者の山になろうが構わん。
悲惨な光景になればなるほど…。
水月…。
お前は…。

今日の出来事を…深く後悔をするだろう…。


それから…。
今から聞かれたくないことをするからだ。

しかし、これは…。
ずっと、俺が求めていたことだ…。

俺は…。
敢えて水月と香燐だけ切らずに残した。

俺の弱点を…さらそうか?

そして、自分が犯した罪を悟り…。
詫びるが良い。

ここに来て…。

いつも遠慮して…。
暴れたこともなかったが…。
声を押し隠していたが…。

これで…。
あの二人以外は誰もおらん…。

このアジトは今、俺だけのモノだ…。

今日は俺は最高に暴れたい気分だ。

だから、このアジトを半潰しにした。

力一杯暴れる。

そして…。
水月…。

お前は自分の失態を嘆くが良い。

俺は今、最強に機嫌が悪い…。

告げ口したであろう香燐…。
お前も道連れだ……。

今日からお前らは俺の敵だ。

悟れ。

今からオメェらに俺の中に潜む闇を見せよう…。

そして水月。

お前は罪に酔いしれて…。
未来永劫、嘆き悲しめば良い…。

俺は今、痙攣している。
誰も俺を止められない…。

恐怖におののき…。
咽び泣くが良い…。

今からオメェらに俺の本性を見せてやる…
戦慄で震えれば良い…。

俺の内部の狂気を…かなでようか?…。

俺は非常に…荒れてるからだ…。














精神崩壊を起こした理由

※そして、精神崩壊の理由へ続く?※

目次

精神崩壊の翌日(サスケ視点)































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