アナタノコトガスキデス

萌え妄想のまま走るいろいろ創作小説の予定。苦情無断転載禁止。

タ リアから見た日常C



今日もゾロゾロ客が来る。

☆☆☆

[私は結婚して夫の家事に追われる生活に憧れなんてなく、一人でいるのが気楽で。
それでも子供は欲しいので、夫も成績優秀で容姿堪能な精子バンクと…自分のことだけ考えて生きてきました。
DNA優秀な手のかからない子を産んで…娘には子役スターにさせて…サッサと稼がす気で最初はいました。
強欲で億万長者を夢見てました…そういう計画してました。
そしてサッサと嫁に出す気でした、思考が短絡的でした。

でも、最近…変わりつつあります。
娘が可愛くて仕方ないんです、学校で苛めっ子だったことも知ってます。
私にも母として自覚が出て来ました…娘は私にも似てるんです。
この頃、娘が反抗期です、部屋の壁に穴が開いてます…。
どうか道を間違えないように…巫女様、力をください]

『瞳を閉じて…こちらへ手を差し出してください』

(ミルルの母か?
まさか…。

それにしては、似てない顔だ…)

[まさか…私の作った弁当を破棄してるなんて…。
学校から聞いたときは悲しくて…。
何とか…食べてくれるようになったんですが…栄養失調が酷いことに親なのに気が付かなくて…]

『力を与える作業が終わりました』

[何だか体がポカポカしますわ。
麗しの巫女様、ありがとうございます。
娘も巫女様のことは認めているようですわ。
ところで…マナナって言う私の娘のクラスメイトと…巫女様が友達って言う噂…本当ですの?]

『違います、私はアラ人神…友達なんて作る存在ではないので』

(アイツが流した噂に決まってる…。
ここまで広がったのか?
あとで叱るつもりだ)

[そうですか、噂って宛てになりませんね?
私も巫女様とはお友達になれたら…何て光り輝く美しさ。
これこそ妖精様ですわ]

『お褒めにあずかりありがとうございます。
またのお越しを…』

☆☆☆

[麗しき巫女様…。
ウチの子が…ネットで勧誘されて邪神国へ走ってしまった可能性が自宅のパソコン履歴を観覧して発覚して…。
もう数日間も音信不通で・・・心配で。
どうか帰ってくるように祈ってもらえないでしょうか…。
何で、あんな国に…]

『瞳を閉じて…こちらへ手を差し出してください』

(こんなニュースが増えてる、この頃…物騒だ。
マナナにもバスは利用しろと呼びかけてる)

『力を与える作業が終わりました』

[何だかホッとしました…。
今日、辺り…帰ってくるような気がします…。
きっと、私の勘違いな気がしてきました…]

[あと、巫女様に友達が出来たって言う噂は真実でしょうか?]

『違います。私はアラ人神…。
勝手にその者が流した噂でしょう』

[そうですか…噂なら私でも流せますものね…。
私の願いが叶うように…祈ります。
巫女様、ありがとうございます]

☆☆☆

まだ客は来る、3人目か…。

=今日は依頼はないんですが…巫女様の芸能界入りの件について…お返事が聞きたくて…=

『そう言う話はお断りしていますので…』

こんな客も多い、連日だ。

=そう言うことを言わず…。
マナナって言う高校生と友達になったって言う噂聞きましたよ。
私の願いも叶えてもらっても良いでしょう?
今、眼鏡ミルルっていう売出し中の子が出てるCM,眼鏡屋CMを次期は貴女でって言う…要望が…巫女様ファンから多くて・・・。
番組は無理でも…ここで眼鏡だけかけて・・CM撮影でも…=

『結構です…。
それからその噂はデマです。
私のファンが勝手に流して、良い迷惑を今日はしてます』

一応、こう突き放す…。
ミルルか。
確かに荒れてた…学校で、最近…。

『私は神に仕える巫女ですので…。
そう言った件ならお断りです…』

=そうですか…それなら、私が芸能界で女性スカウトレディーとして生き残れるように…目が出るように…力をください。
噂はデマですか…週刊誌に掲載しようかと思ってたのですが…巫女様がそう言うならそうなのでしょう。
熱狂的なファンとは芸能界でもそんなものですから。
週刊誌にも流れた噂はデマだったとインタビュー記事として掲載しておきます。
記事にするの許可してもらえるでしょうか?
謝礼は払います…”週刊ターシャ国”という雑誌ですが…=

『それなら良いでしょう…あまり酷い記事になさらないで下さいね。
さあ、目を閉じて手をこちらへ』

逆に楽だ、俺が広めなくても噂の拡大を止めれそうだ。

そこから数秒経過した…。

『終わりました』

=何だか…将来に対してビジョンが沸いてきたようです。
あのミルルって子も結構、真面目で良いかもしれません…。
本格的にマネージャーでも付けてみようかと…。
それと巫女様の記事に対するビジョンも沸きました。
世界中で巫女様ファンは大勢いらっしゃいますから…=

『汝に神のご加護がありますように…。
またのお越しを』


☆☆☆

そこから先も今日も来る、クレーマーばかり。
長年のノリだ。
マニュアルがある。


☆☆☆

[巫女様に…友達が出来たって話本当ですか?
えっと…今日の用件なんですが・…。

私は自宅にある息子のエロ本を勝手に捨ててしまいました。
あの日以来、息子との会話が成立しません。
どうか仲直りできるように力をください。
エロ本ばかりじゃなく、息子には勉強をしてもらいたいです。
私の言うことを全く聞かず、エロ本ばかり読むウチの子が参考書を読むようになり…成績が上がるように…どうか力をください、呆れてます]


[近所中で…妖精の巫女様とお友達になれた子がいるって噂になってるのですが…どうなんですか?

本題は…。

私には娘がいるのですが…勉強も芳しくなくて…。
本気で将来の身を案じてます…。
娘が真面目になれるよう力をください…。
今、ヤクザの人と交際してるらしくて…どうか撲滅させてください…。
何とか更生しますように…家で暴れて…壁が崩壊して…手が付けられない状況です。
私の何がダメだったんでしょうか…せめて娘と会話が成立するレベルに戻りたいです]

[最近、息子が食欲が多いのか…食べたいとうるさいです。
学校や病院からは100キロに近そうなのでダイエットしろと強要されてます。
しかし、ご飯を与えないと痙攣を起こして泣くのです。
アレが可哀そうでつい、根負けします。
私のかわいい子だけモテなくて、私の子供の友達だけモテて、子供たちが失望してることも知ってます。
どうか…私に力をください…。

それから…あの、有名な巫女様が人間の一般市民と友達になったって話は…本当ですか?
私もお友達になりたいです。
サイン貰えますか?]

[親に黙って売春しました。
今、子供がいます…どうしようか悩んでます。
赤ちゃんバンクへ走りそうです…親にだけはばれない様に…。
どうか私に力をください…。

こんな私でも友達になって下さい、マナナって言う子とは友達になったって…滅茶苦茶みんな、批判散々です。
私だってなりたいです!]

[実家の会社が倒産しそうなんです。
どうか…今日、買ったジャンボ宝くじが1等3億円が当選しますように…。
去年、巫女様から願ってもらった方から当選者が現れたと聞きました。
私の願いを聞き入れてくれますよね?巫女様?

私と友達どうですか?
一緒に旅行もしますよ?当選すれば…。
マナナって言う子と友達になられたんですってね???]

[あの…パトロンから聞いたんですが…マナナって子と友達なんですってね?
私もなってもらえたらな…。

そのパトロンと浮気してたんですが…。
最近、何か勘違いされたみたいで…奥さんと離婚するみたいなんです…。
私はもしかしたら奥さんから慰謝料を請求されないかと怯えてます。
貢いでもらうだけで良かったのに…。
今、職場は止めて電話は解約しました。
何とか逃げ切れるように力をください]

『汝に神のご加護がありますように…』

何言われてもこれで終わる。
返って、楽な決まり文句だ。
頭なんて空っぽだ。
余りどうでも良い。
説教なんてしない。
力入れると疲れるだけだ。
変な客しか来ないからだ。

さすがに”世界征服”と言われれば…、そんな客は断るが…。

☆☆☆





仕事が終わった…俺の周りの光がオレンジだ。
嬉しい。
梅干しにぎりを食べた。
時刻は9時…。
時々、自分が妖精姿であることを忘れかける。
しかし…ふと思い出して、女性言葉は貫いてる・・。

「巫女様、お仕事お疲れさま」

『…』

「お握り美味しい?
夕飯はいつ食べてるのかな?」

『暇がある時に。
ミサの前か後ね…』

「私は食べて来たよ?
コンビニで買って…それから巫女様が来るまで時間があったし…。
店の前で食べてた」

『…』

「隣、行っても良い?」

『良いわよ』

黙々とお握りを一つ食べ終わったところだ、お茶も飲んだ。

「巫女様の力を与える儀式って…どういう仕組みなのかな?
巫女様には不思議な力があることは知ってる。
私の境遇を当てたり…その発光する色がクルクル変わるのも…。
それから…私の母がなった癌が完治して未だに再発してないことも。
このミサのお蔭。
結構、大変なのかな?」

『…』

疲れれば無口にもなる。
普段からそうだと言われることが多いが…。

『マナナ・・・私と友達になったって噂流したでしょ?』

「巫女様、ごめん…。
えと…お母さんにだけ、友達になれたって話したら…。
先週は”土日と宿泊して、勉強まで教えてもらえた”って話したら…。
大歓喜して…おばあちゃんとお父さんに話したみたいで…。
今朝、”噂は止まるように電話して”って…お母さんに頼んだけど…。
遅かったみたいで…」

『そう…』

「巫女様、ごめん」

俺はマナナへ抱き締めた。
ヌイグルミのようでもある。

「えと」

『今からでしょ?』

「うん、良いの?
巫女様」

『次はないわ。
でも、週刊誌の力は大きいでしょうよ。
その代り…あなた、しばらく世界中から冷たい目で見られそうよ?
良いの?』

「うん」

ちょっと不憫だが可愛くもある…。

☆☆☆

俺の周りの明かりが橙から桃色だ。
エロいこと考えてるとそんな色に変わってる…。

マナナの頬へ指をそえた、マナナの肩ラインな黒髪を撫でてみた。

それからマナナの背中へ腕を回してみた。

ホッとする。

マナナの水色スカートの下へも手を入れて…探ってみた。

ビックリしたが…パンツ、履いてない…。

どこで脱いだのか…。

ずっとノーパンにいつからなっていたのか…。

さっき、終わった後は…パンツ履いてた筈だ。

「巫女様」

良い尻してる。
曲線もある。
中が濡れてる。

『待たせてごめんね』

「はあ」

マナナが可愛く小さな溜息だ。

マナナの水色セーラー服をたくし上げ…装着してるブラジャーを外しにかかった。
上半身裸にしてみた。
そのあと、マナナから俺は服を全部はがされた。

積極的だ。
マナナが俺の脚を撫でてる…。

マナナが履いてる水色スカートを剥いだ。
パンツ履いてないから…すぐに全裸に出来た。

『こっちへおいで』

マナナを床へ押し倒し…深く口づけた。
ホッとする、癒される。

マナナの胸を触ったり、吸ったり…やりまくれる。
楽園だ。

俺の秘部へマナナが指を突っ込もうとする…。

「巫女様」

マナナの顔が照れた表情だ、オカッパな黒髪が乱れてる。
瞳が濡れてる。
欲情してる顔だ。

俺を押し倒して上に乗ってくる。
それから耳や首や胸へ愛撫してくる。

「巫女様はどこが感じるの?
胸?
それとも下?」

甘く囁いてくる。
癒される。

『マナナ…』

キモチイイみたい。

「今日は快楽の世界を堪能しましょうよ?
巫女様、私と・・」

ここは幸せな世界だ。
エロに満ち満ちた、夢のような心地だ。

「巫女様。
たまには巫女様がマグロでもいいの。
私が巫女様にしたい」

『どうぞ』

ここではモテまくりも良いところだ。

「巫女様、今日の話だけど…。
アイツ…タリア…。
勘違いしかけてる」

『そう…』

「アイツ、気に入らない。
好きな奴がいる癖に。
取りあえず私の体で満足して。
もう好きな子のことすら諦めるって。
私は嫌がってる」

『…』

俺の乳首が尖ってる…マナナは吸ってる。
息が漏れた。
俺を囲う光が桃から紫へ変わる…。
まだ分かってない。

「危険な気がする。
巫女様…。
アイツ、こっちばかり教室でも見てて。
やっぱりモテない分…ダメな気がする」

マナナの肩揃えな黒髪を撫でてみた。
悲しそうな顔にもなる。
馬鹿な女だ…学習させるべきだ、躾がなってない奴だ。
しかし、調教し甲斐はあるが…。

紫から…海に似た色へ俺の後光が移り変わってる…。

「巫女様、キモチイイ?」

『…』

「巫女様。
アイツ、私の体ばかり狙ってる。
私が昼間、トイレでオナってる話。
巫女様から聞いたって。
巫女様、どうしてそんなこと…ヤツに」

『…』

「巫女様」

『モテない男かもしれないわ。
でもまあ、せっかく関係持ってるんだもの、好きになってやりなさいよ。
ヤツなりに初めてなんだから』

説教はしてやる、人情と言うものを分かるべきだろう、この女にもだ。

「巫女様。
それは返事では…。
どうして巫女様はヤツだけ優遇するんですか?
なぜ私の体をあんなのに斡旋して…。
もう訳が分かりません。
私を快楽の世界へ導くのは巫女様だけで良いです」

俺はマナナの背中を叩いた、優しくだ。
マナナが泣いてる、少し苛めすぎたか?
しかし、どうすれば。
マナナは俺が好きらしいが…まだ言うのは早い気もする。
今、言えばまだな気がしてたまらない。

「巫女様だって知ってるはずです。
私の母が…性に豪遊して…一時、荒れてたことを。
私はどうも体の快楽に弱いみたいで。
アイツが好きじゃないのに。
ムラムラして誰でも良くなってくるんです。
巫女様だけで良いのに。
だから、もう男の体にもなれたし…ここら辺でアレは終わりにしてください」

『マナナ。
私が好きなら私が性転換するときまでは続けなさい』

今日も気持ち良かった。

「どうしてなんですか?
意味が分かりません。
巫女様は本命、アイツは醜いセフレ。
そんなの嫌に決まってます」

『体に正直でありなさい。
貴女は私だけでは務まらない。
良いでしょう、アイツを別に…第二の付き合う相手として選んでも』

むしろそれが本望だ。
それでいいんじゃないかと思ってる。

「嫌に決まってます。
巫女様、私は怒ってます。
無理難題な注文ばかり。
私のこと、どう思ってるの?」

『好きになれそうね』

まだ、ダメだ。
認めない。

「と言うことは好きではないんですか?」

『そうね。
クリアー出来たら認める。
頑張ってマナナ。
アイツと付き合っても良いわよ』

まだ怒ってる。
完璧に可愛い女とは言い難い。
まだ試練に耐えてもらう。

「意味不明です。
巫女様は何を考えて…。
アイツはダメです。
だんだん本命を諦めて…体の快楽に落ちて…。
絶対、危険です…別れる日に暴れそうで仕方ありません。
だって、モテないやつですから。
すんなり切れそうにない気配が今から漂ってます」

好き勝手に言いまくってる、ちょっと可愛くない、コイツ。

『まあ、ヤツにも大変な勤めでしょうね。
良いんじゃないの?
どうせ交際してても破局するカップルなんて山のようだし…。
ヤツの感情も考慮してやっても。
貴女も受けれてやったら?
1年ぐらい付き合ってみなさいよ?』

説得しまくる、それが一番良い道に決まってる。

「なんでそんなこと」

マナナが号泣だ、聞き分けならないヤツだ。
マナナの体を…胸を舐めたり…秘部を摩ったりしてみた。
どうすれば良いのか?
この状況は?

『私もね…この泉からは出れない運命なのよ。
デートぐらいしたいかもね。
休日に。
アイツと散歩でもして来たら?』

何とでも誘導する、聞き分け悪い奴だ。

「嫌です。
今ですら勘違いが入って来てます。
もう、巫女様…私もアイツもあまり困らせない方が良いと思います。
アイツも早めに切ってあげた方がヤツのためです」

本気で言いまくりだ、ムカつく。

『私が好きなら…。
奴を私と思って好きになりなさい』

正論だろう。

「だから、どうしてそんなことばかり」

『試練です。
私が好きなら出来るはずです』

出来るだろう、やるべきだ。

「無理に決まって…」

イライラする。
いつもの間にか俺を包む光が濃紫だ。
マナナの乳、乱暴に揉んだ。
怒ってる。

壁面にある灰色鍵付きロッカーへ行った…。
ペニスバンドプレイで良いだろう。
もう、男の体に落ちてるくせに、まだ強情なヤツだ。
この女。

「巫女様。
私を好きになって下さい。
もうヤツは解放してやって下さい。
私も人間として…アイツを困らせるのは不憫です。
ヤツの恋に協力してやって下さい。
やっと、私はミルルを完全に諦められつつあります。
タリアとミルルの恋を応援してやってください。
頼みます」

『…』

溜息を吐いた。
勘違い甚だしいが否定しない。
困らせてやる、怒ってる。

ペニスバンドだけ装着してみた、マナナのエロ顔…見るの好きだ、俺は。

『貴女はどうだったの?
女の体と、男の体…。
どっちが良かった?』

「確かに体だけはどちらでもキモチイイものだとは学習しました。
でも、私にも倫理はあります。
今のままでは良くない気がします。
アイツは今、女体に狂って目的を見失ってます。
ミルルへ向くように仕向けて下さい」

『…』

何故か…ペニスバンドの方が喘ぎまくってる…。
勝手に体まで動かして…猛烈にエロく狂いまくってる、マナナが…。
さっきもこれぐらい、悶えるべきだった筈だ。
耐えていたらしい。

『中出し興味ある?
ピルなら買ってあげるわ。
それとも…。
このままが良い?
合わせるわ』

「はあ…」

いつも間にか俺の周りが濃ピンクなネオン光だ…。
気持ち良いはずだ。
ピルならある。
もう、エロを期待しすぎて仕方ない。

「お願いです、そんなことすれば私はまた変に。
もうここら辺で」

『体へ正直になったら?
好きなんでしょ?
本物のペニス』

「止めてください、もう」

マナナが赤面した顔を手で抑えた、ボブな黒髪がいつの間にかボサボサになってる。

『貴女って本当に快楽に弱過ぎね?
今もココ、尖ってるでしょ?』

マナナの乳首を指ではじいた。
今、正常位だ。

『分かりやすいわ。
どれだけ貴女が感じやすい体質か。
見れば分かる』

「…」


「巫女様はこんなペニスバンドなんて…。
巫女様の乳首を私が吸ったり‥下を舐める方が気持ちよくないですか?
巫女様はどうなの?」

『これ、結構気持ちいいわ。
クリが擦れるからね?
アア。
本当はタリアに中出ししてもらいたいんでしょ?
貴女』

したい、興味あるかもしれない…。

「止めてください。
私はそんなこと…」

『出して貰ったら?
でも、ピルは買うわ。
どうするの?
なしでも良いわ』

「アア」

マナナが激しく頭を振ってる…。
肩ラインな黒髪がもつれ乱れてる。

「巫女様、お願いこれ以上苛めないで」

『そうね…。
昼休みもアイツとならエロしても良いわ。
どうせ貴女、溜まってるんでしょ?
他に浮気するよりかマシね。
してきたら?』

「止めて。
自分で解決できてます」

『せっかく言われてる内が花よ。
ほら』


「巫女様…アア。
キモチイイ」

『どうせ、エロしか貴女って頭にないんでしょ?
素直になったら?
私は夜のミサしか出れない身だし…この泉から離れられないから…。
良いわよ』

勝手に体が動いてた。
俺も割りとクリが擦れて興奮はする。

事は終わり…落ち着いた。

☆☆☆


「巫女様はどうしてそんなに快楽主義なんですか…。
確かにキモチイイです。
でも…」

『…』

事後、マナナの体を抱き締めた…癒される、肉感的だ。
いつの間にか全身、緑光に包まれてる…。

「どうしてこんなに巫女様が好きなんだろ…。
とても好きみたい・・」

『ありがとう』

事後は気ダルイ。

感謝の気持ちとして、缶コーヒーを渡した。
これぐらい良いだろう。

「巫女様、ありがとう」

『まあ、良いでしょう…』

俺から放出される発光が…緑からオレンジ光になってる。

「巫女様は普段は…?」

『泉の下にいるわ』

「あそこの犬イルカ・…。
たまに会うのですが…仲良くなれる秘訣ってある?
パン与えても良い?」

『あまり餌付けはここ、世界遺産だし、お勧めしないわ。
私ですら生まれてこの方、懐かないわ。
食事なんてあげたら…逆に怖いわよ?
集団でたかられるらしいから…。
犬イルカは見てるだけの生き物よ。
たまに吠えるけど…すぐに逃げるし…。
犬みたいな顔してるけど…警戒心が強くて賢い生き物よ?
だから…絶滅せずにいるんでしょうけど』

「あの…おなかの袋…カンガルーみたいだけど…。
あれって…メスだけ?」

『謎が多い生き物みたいで。
余り解明されてないみたいだわ』

「巫女様もクルクル発光するけど…。
泉の妖精ってみんなそう?
巫女様以外にはどれだけの人数がいるの?
この泉の自然。好き。
真ん中がミゾになってて…深いって言う噂本当?」

『どうかしらね?』

「巫女様はどこから泉の下へ。
やっぱり関係者以外立入禁止橋の中央から…バシャンと泉に飛び込んで…自宅へ泳いで帰ってるの?
村人全員、そう言ってるけど…。
巫女様がこの泉に暮らす不思議生物の一つみたいな扱いを…村人はするけど…。
神聖なる泉の妖精様だって私も信じてる。
いつか連れて行ってくれたらな、異世界へ。
巫女様の自宅が知りたい。
どうして、高校の勉強まで巫女様は解けるの?
どこで勉強は習ったの?
いつかこの泉で泳いでみたいかも」

『…それは止した方が良いわ。
ココは重要文化財だから…。
そこは意外に深くて…溺れるっていう噂よ。
上と下では流れが違うらしいの…。
浅いのは…最初のところだけらしいわ』

「そうだよね…。
でも巫女様は溺れずに帰ってるっていう噂だけど…。
本当?」

『…。
どうかしらね。
真実を話すと私は処刑される身だから…』

「そっか…」

これは嘘だ。
適当に言い逃れしてる。

「巫女様は私に境遇すら語ってくれない…。
それなのに奴ばかり優遇して不公平。
なんであんな奴へ私の肉体を斡旋するの?
まるで…売春も良いとこ。
明日もまさか、あれを…」

『気持ちが良かったんでしょ?
要するに』

「人間ですから誰でも感じるのは当たり前のことです。
でも精神的に苦痛が伴います」

『貴女の当り前は常人では違うわ。
良いわよ、素直になっても。
奴を私の代わりに利用しなさいよ』

「無理です。
アイツはただのオナニーマシンとでも思ってます。
本命がいるのにそんなこと無理です」

『偽物のペニスより本物の方が良いでしょ?
貴女』

瞬時に後光がオレンジから桜色に変貌だ。
分かりやすいはずだ…これのせいで…。

「私はレズプレイで満足です。
そこは間違えてます…巫女様」

『そうかしらね?
貴女、ノーマルエッチ物凄く感じてたんじゃないの?』

「そんなわけないです」

『素直にエロ目的でも良いから付き合ってあげたら?
ヤツは喜びそうよ?』

「無理です。
アイツも本当に、快感に弱い。
長年、好きなミルルまで諦めて・…下心に走ってる。
エロしか頭にないみたいで。
どうすれば」

『まあ、ヤリタイ盛りに決まってるでしょうね。
もうミルルのことはヤツの中で過去になってるんじゃないかしら…?』

「そうなんです、アイツ。
情けないことにミルルを諦めるって…。
もう、余計にアイツと関係持てば泥沼へ転ぶのが目に浮かびます。
巫女様、どうすれば。
私はエロに弱いみたいで。
巫女様が大好きなのに…どうして巫女様からこんなことばかり毎回頼まれて。
ハア…」

『…』

俺の発光が桜色光からラベンダー的な変化した。
怒ってると言うことだ。

「巫女様。
アイツはセフレで良いでしょ?
付き合うのは無理です、デートするなんて無理ゲーです」

『私と一緒でも泉の外には出れないのよ、私は。
興味ないの?
デート』

「これで満足です。
今が良い」

『そう…』

「あまり困らせると巫女様が嫌いになりそう。
巫女様、許して」

とうとう発光が…紫から青だ。
ションボリしてる。

『…。
まあ、いろいろ耐えてるのは分かったわ。
良いでしょう』

「巫女様」

マナナが俺へ擦り寄る。
癒されたい。

「嫌いになるなんて嘘です。
ただ巫女様、私を困らせすぎ。
たまには反抗したい、理解して」

突然、青から橙色発光に変わる。
分かりやすすぎだろ?
この肌の光…。
いつ、分かるのか?
この法則…。

『そう…』

「…」

『マナナ、こっちにおいで』

マナナがキスしてくる。
癒される…。
ホッとする。

「私、エロより更にキスが好き」

『ありがとう』

☆☆☆


タリアから見た日常B


小説目次


タリアから見た日常D







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