アナタノコトガスキデス

萌え妄想のまま走るいろいろ創作小説の予定。苦情無断転載禁止。

ター シャ泉の巫女J




「おはよう、巫女様」

俺の体は女体化しててミロのビーナスだ。
それから青い光を放ってる。
それはまるでクラゲのようにだ。

『おはよう、マナナ…』

というか。
おそようだ。

マナナの課題が多くて疲れたのは俺らしい。

「巫女様って寝ている時まで…まるで、眠れる森の妖精様。
光り輝いてる。
電気を消せば…小さく光ってるのが分かる…。
もうビックリ」

起床するなり、マナナの突き出た白いブラジャーに…赤い水玉模様のパンティー姿だ。
マナナは首を動かし、嬉しそうにオカッパな黒髪を揺らし…満面の笑みを浮かべた。

『…』

「昨日は本当にありがとう、巫女様。
お蔭できっと私も進級できる。
えっと、巫女様…大丈夫?」

『はい』

俺にまとう光が…少し青い光から緑の光に変わる。

「おはようのキスしても良い?
麗しの妖精様」

『…どうぞ』

俺が布団にいれば勝手にマナナが俺へキスする。
少し舌が入ってる。
マナナはまさか今からなのか?

俺の方が起きたとこだ。

俺は布団で寝転んで、体だけ起こしてる。
マナナは…俺へキスして舌入れてる。

それから俺の頬に顔を擦り付けてる。

ちょっと今、俺の体にまとう光がピンクだ。
分かりやすいだろう…。
俺の感情は…お蔭で。

「巫女様…。
ああ、生き宝石。
こんなに綺麗な方はいないに決まってる…」

『…』

なされるがままだ。
猛烈に熱意は伝わる。

「してもいいかな?
本当にいつ見ても美しい…。
名前、教えてほしいな。
巫女様って…名前あるのかな?」

『マナナ、するのは…。
昼飯だけ食べてからに…』

俺はおなかが空いてる。
昨晩は2時までで。
夕飯が11時。
今、昼食時だ。

「そうだよね。
私は朝食してて…。
この髪の手触りなんて…本当に天女の羽衣みたいに軽やか」

『…』

「体の光り方もクルクル変わるみたいで…。
黄色光や青光…赤光…。
まるで海の生物みたい」

『…』

「もう素敵すぎる。
私、巫女様が…人魚由来の妖精さんだっていう聖書の目録を信じる…。
全身見たからこそ…信じちゃう」

『…』

マナナは俺の女体化して変貌した煌めく金髪ロングを嬉しそうに触ってる。
少し俺から放たれる後光が…ピンクから…赤になった。
照れてると言う意味だ。

「一緒に食べる?
巫女様。
私、神の使者に選ばれて嬉しすぎる…」

『何があるの?
パスタとハンバーグ弁当だよね?
パスタにしようかしら』

やっと俺の光が黄色に戻った。
冷静になれたということだ…。

「うん。
食べたら。
それからで…。
巫女様って本当に綺麗だよね。
神がかり級…」

『…』

マナナは穏やかに弁当を持ってきてる。
俺が持参した弁当は昨日、分け合って食べた。
マナナはどこから持ってきたのかと不審がってたから。
適当に協会の方の差し入れだとでも言っておいた。

コンビニ弁当も割りとおいしい。

「おいしいね。
巫女様。
えっと…ターシャ国立公園の外にあるコンビニなんだけど…。
割りと品数が豊富で。
この種類にしておいたよ。
巫女様の好みは謎で仕方ないけど」

『ありがとう…』

俺は淡々と食べてる。
マナナは俺を不思議そうにみつめてる…。
隣のマナナは下着姿だ。
朝から、白いブラから胸の谷間が丸見えだ。
あれに顔を挟まれると…弾力がある。
…その下にある赤い水玉模様パンティー…その下には盛り上がった尻が隠されてる。
男の状態でエロをすれば、どんな感じなんだろうか?と思考回路が性的な方向へ進む。

本当に良いのだろうか?
どんどん俗世に染まってる。

俺は…テントにある鍵付きロッカーの方角へ足を運び、胸に吊るされた鍵のネックレスで、ロッカーを開けた。
中にある鞄を開けて携帯電話だけこっそり取った。
そして…またロッカーへ鍵をかける。

『お手洗いに行ってくるわ』

「え?
妖精さんもお手洗いに…。
そうなの?」

『一応、そんなものよ…。
またあとで』

俺の鞄がある棚は鍵付きロッカーだ。
本気でそんな感じで良かった。

☆☆☆

俺はスタスタ手洗いへ行く。
手洗い場の前には…飲水機がある。
女子トイレと…車いす用の手洗いがある。
男子トイレは全く使われてない。

俺の叔母さんが神子だった時は…逆に女子トイレが使われてなかったのだろう。

叔母さんもきっとこの役目、大変だっただろう。
18歳まで。

手洗い場に入り…携帯を確認する。
台風情報だ。
まあ、来るらしい。
もう警報が出てるらしい、隣の村は。
それからメールの確認だ。

”タリア、仕事頑張ってね。
台風が来てるって知ってるわよね?
母より”

これだけか?

まあ、返って良かった。
返事するのもアホらしい程度の文面だから。
読んだらそれで終わりだ。

あとすることもない。

手洗いはすませて、鏡を見る。
本当にミロのビーナス黄色光り体だ。
まあ、妖精そのものだ。

俺は手洗い場は出る。
携帯が見たかっただけだ。
親にやましいことと言えば、客をココに泊めたことだけだ。

テントの机に戻って。
対面式の机だが…。

マナナはわざわざ椅子を移動して俺の席隣を死守する。

この机も6人は座れる仕組みでもある。
母と娘で2人連れ、
3人姉妹の客が同時のこともあるからだ。

「巫女様…いつ見ても綺麗で…。
本気で妖精様にしか私には見えなくて。
私で良いの?
本気でそう思って」

『…』

俺は寡黙にパスタを食べてる。
ボロが出ないようにだ。

「巫女様は私のどこを気に入って。
私と交際を?
私のレズを見抜いたからなの?
もう幸せで…」

マナナはこちらを上目づかいに見詰めてる。

『…』

「どんな理由でも良い。
こんなに綺麗な方が隣にいるだけで私は機嫌が最高に良い。
ありがとう」

『…』

俺の体だけ確かに今も光ってる。
鏡で見てもそうだ。
俺は見た目は妖精だった。
時々、忘れそうになる。
一番怖いのは会話からボロが出まくることである。
寡黙にもなる…。

「巫女様って口数が少ないよね?
それがまた、おごぞかと言うか。
神聖なオーラがある。
私は神様の存在、信じそう。
ターシャ神は絶対、世界にいる。
巫女様こそがそのアラ人神…天の使者。
今年のターシャ祭、とても楽しみ。
実は…学校でも…今、巫女様のパンフレットを見詰めてて…」

『そう…光栄だわ』

「巫女様の口にパスタなんて合うかしら?
何が好みなの?
お供え物のクッキーは気に入ってもらえたみたいだけど…。
妖精さんって普段は何を食べてるの?
私、異世界についてとても興味があるかも…。
巫女様は普通じゃない。
昨日も裸を見て分かった。
光ってた全身…」

『…それは企業秘密で。
口外すれば…私は処刑される身。
村のために私はここに降臨してるだけ…。
理解して…』

もういろいろ喋るたびにボロが出そうになってくる。
俺は黙ってる方が良いのかもしれない…。

「そうなの…。
巫女様が処刑されるなんて。
いったい、だれに?
私、怒る。
誰なの?」

『言えなくて・・。
それは規則で…』

もうパスタが喉に詰まる。
割りと美味しいカルボナーラなのに…。

「知らなかった・・。
そこまでキツイ掟が裏であるなんて。
たしかにターシャ教も…厳しい戒律はあるけど‥。
妖精様にまでそうなんて」

『今の話ですら…他言無用で…。
守ってくれるかしら?
私の命のためにも…』

「巫女様の秘密を言えば…処刑されると言う規則が存在するということね?
はい。
巫女様の命のためにも…。
絶対、守る」

『これだけは、貴女の家族にも友人にも絶対の約束…。
私とたとえ別れたあとでも…。
約束をして』

「え…。
やはり、18歳以後私たちは別々に?」

『それも話せないルールで。
今日は少し話し過ぎたかも。
私は無言に徹するので…』

どう逃げれば良いのか…。
マナナはどこまでも追及ばかりしてくる。
因みに死刑なんて口から出まかせに決まってる…もう、パスタが喉に詰まってる。
むせそうでもある…。

「そうなの・・。
私はこんなに美しい存在を見たことない。
こんなに崇拝して好きなのに。
巫女様は…18歳でこの泉からいなくなるなんて。
そう思うと、今の間に思い出をたくさんつくりたくて。
焦ってしまって…。
巫女様は本当に綺麗な方。
心も美しい方。
常に私を良き道へ導いて下さる、神の化身」

『…』

「私で良いの?
うれしくて…。
それなのに…。
巫女様もそんな大変な規則があったなんて。
教えてくれてありがとう。
私は巫女様の命のために…自分が殺されたとしても、絶対に他人には言わない、この秘密は…。
巫女様を守るためなら何でもする。
でも…まさか死刑なんて・…だけど…巫女様、それって…誰に??」

『崇拝してくれてありがとう。
私も感謝してる』

「巫女様…」

『このパスタは私の口に合うわ。
貴女の趣味はとてもいい。
私は貴女のことを見守ってる』

「巫女様、ありがたきお言葉。
お慕いしてる…」

もう俺目線では悪いが…コントも良いところだ。
本気で、逃げるのが大変すぎてる。
パスタは美味しい。
隣にいる女もまあ、共にいて楽しくはある。
一人でいるよりか良いだろう。
花はある…。
朝から下着姿なのは衝撃的だが…。

「次もパスタが良いかな?」

『夜はハンバーグね。
そっちも良いわ』

「妖精の世界のごはんってどんなものなんですか?
パスタやハンバーグって…」

『…』

何か聞かれるたびに俺は黙らなければならない運命にある。
俺の箸を持つ手は…おごそかに黄色の光が出てる…さっきから時々、赤や青や緑に変わりまくってる。
マナナがいれば…もう変わりまくって…動揺しまくってる証拠だ。

マナナさえいなければ常は青が多いのに。
黄色はある程度…機嫌も良い証拠だ。
青が一番、冷静だ…。

後光も確かに差してる。
クラゲのように俺はユラユラ光る。
俺の血筋はターシャ泉で神々しくも…まるでクマノミとクラゲと人間が混じったような不思議生物になる。
そのお蔭でターシャ教もここまで拡大したのだろうか?
もう、俺は見世物状態でもある。
世界ビックリ人間の域だ。

「ごめんね。
また失言を…私ったら…」

『…』

マナナは俺を妖精と信じて疑わない。
しかし腹が満たされたら、俺はヤル。
隣に女体がある、ヤリまくれる…触れる。
ココは本気で竜宮城だ、マナナは衝撃発言の連続だが良い女だ。
ただ、いろいろ心配でもあるが…。

☆☆☆

『マナナ、おなかも満たされたし、してもいいわよ』

少し俺の後光が赤くなったり…黄色くなったり…ピンクにもなる。
マナナにはバレテないらしい。
法則性が。

「巫女様。
巫女様って本当に綺麗。
熱帯魚みたいにクルクル光り方が変わる。
美しい妖精様」

『…』

マナナは勝手に、白いブラを取り、裸の両乳房を突出し…パンツを剥ぎ、尻を露出させてる。
俺も服は脱ぐ。

密着してみた。

フワフワしてくる。

ボーともする。

ノーマルで出来れば良いのにとも思う。
少し俺の光り方が桃色になってくる。
微細な光ではあるが…。

マナナは嬉しそうに俺に胸を擦り付けてる、お互い床で立ったままだ。
それからマナナは俺の乳房を触って舐めてる。
結構気持ちいいかもしれないが。
俺はマナナに開発されたいとあまり願ってない。
マナナを何とか変態から普通へと戻したいとは願ってる。
神の使者として、俺は迷える子羊を正常へと導きたいのだ。
マナナのことは幼馴染だが物凄く心配にもなる。
頭の出来もよくないのに、レズでどうやって生きていけるのかとは残念に感じてはいる。
キセキもこれを知れば絶対、ドン引きだろう。
俺も引いてる。

一瞬、俺の体が青い光に包まれた。
流される訳にはいかない。

マナナはとても嬉しそうに頬ずりまでして、俺の乳房を舐めては吸ってる。
それから陰毛で密集されてる自分の股へ手を伸ばし、内部を指で摩って…。
艶のある黒い瞳でウットリと、下から熱く見詰めて来る。

「巫女様。
今日は一緒にクリトリスをこすり合ったり…しましょうよ。
私、股を舐めたいわ、巫女様の…。
一緒に愛し合いたい。
大好き」

俺の乳房をまるで赤子のように吸ってる…。
それから俺も赤いオーラには包まれてるが…。
猛烈にエロい顔で俺にキスする。
唇から舌が出てチロチロと左右に動いてる。

誘われてる。
深いキスにはなる。
もう現場は薄いピンクの光しかない…。

良いのか?
また流されてる。
その間もマナナは俺の乳房を揉んで…。
それから俺の胸へダイビングして…俺をもう床に押し倒してる。
よほど、嬉しく大歓喜らしい。

俺の腹の上にマナナが…またがって…。
下から眺めれば立派な上向きの乳房をしてる、マナナは。

それなのに…。
マナナは俺とクリトリスをこすり合おうとしてる…。
これが…もし俺が男の体であれば…、マナナは今、入れて欲しいと…俺のペニスにクリトリスを摩擦してるのだ。
と思うと、もう濃いピンクの光で発光してる。

混乱して光も赤くなってる。
分かりやすくないか?
俺は…。
いつ、マナナに法則性がバレルのか…。

「巫女様。
ああ。
とても私気持ちいい」

マナナはこすり合いながら…。
自分の乳房を激しく揉んでる。
余程興奮してるらしい。
なんか、濡れてるのか?
まさか…マナナは。


俺も少しは視覚的に興奮する、しかし…マナナが心配の域だとは感じてる。

「巫女様。
自分だけでごめんなさい。
私、頑張るから」

マナナは俺の陰毛すら生えてない女性器へ…舌をそわせて舐めてる。
マナナの乳房…谷間が丸見えだ…。
物凄く照れた顔してるマナナは。

マナナの尻も上がってる。

「キモチイイですか?
巫女様…」

確かにまあそうだ。

「巫女様、私、愛してます」

マナナはいったん、俺の無毛な女性器からは離れて…俺へキスしてくれる。
柔らかいキスが…そこからゆっくり舌が入ってくる。

俺はキスが好きかもしれない。
マナナの背中を抱き締めて、一緒に座り込んで。
それからキスをしあってみた。
マナナは肉感的で抱き心地が良い。

女体がココにある。
しかし…俺の体だけが男じゃないのは違和感があってたまらない…。

マナナは瞼を閉じて…俺の背中へ手を絡ませて…。
軟らかいキスをゆっくりしてる。
それから…。

「私は一生、巫女様に命を捧げます。
シスターとなり、生涯…アナタに生を捧げます。
愛してます」

『・…』

マナナは熱に浮かされた様な赤い顔してる。

「どんな男性でも貴女には叶わない、私は一度逃げようとしました。
でも無理でした。
一生、独身を貫き…御仏のために生きようと思います。
大好き」

マナナは俺をキツク抱き締めてる。
俺の視線の先に…マナナの黒いオカッパ髪がある。

「私は貴女と別れるのが寂しくて仕方ないです。
18歳以後は会えないんですよね。
敬語になってしまった」

マナナはシクシクと泣いてるらしい。

マナナは俺と座り合ったまま、抱擁して…それから涙を拭って。

また俺へキスをした。
俺は思考力が落ちてる。
ピンクだった光が…青になったり緑になったりユラユラ忙しい。

「私はシスターとなり、人々を幸せにするために…そんな人生を送りたい。
それが私の願い」

今、緑光だ。

良いのだろうか?
それで…。

俺はボーとしてる。

マナナが沈黙を破るように俺の手をとって・・・手の甲へ舌を這わせてる。

「これは忠誠の証。
私は諦めました、貴女が一番。
迷いはない」

こんなにハッキリと言われてもなお。
俺は今日もペニスバンドであえがしたい…。

マナナは…俺の女性器へ指を入れようとしてる。
あくまでも男の体より女なのか…ちょっと、俺の光が紫になってる…。

『あの…。
今日もペニスバンドをしてみても良いかしら?』

「え…」

『貴女は昨日、私が男でも好きだと言ったはず。
そうよね?』

「はい。
私は神の化身がどんな姿に変身しても好きです。
忠誠してます」

ここら辺、違う意味に解釈されてる。

「妖精様に変身能力があったとしても。
ないとしても。
私はあなたのそのままで愛してます。
私なりの愛です。
敬語になってごめん。
どうしてもなぜか好きすぎて。
恐れ多い気持ちが沸いて来て…」

マナナはこの通り、崇拝しすぎてる状態らしい。

『私は昨日のペニスバンド、とても良かったわ』

「え…。
私も実はその」

マナナは照れてるのか真っ赤な顔だ。
モジモジだ。

俺は裸のまま、床にある鍵付きネックレスを手に取り…。
そのまま、部屋にある鍵付きロッカーへ行く…。

「え・・巫女様」

そこから鞄を出し、昨日のペニスバンドを手に取り、装着して。
ロッカーの鍵は閉めた。

ヤッテル時は鍵付きネックレス…外してしまう。
首にかけた。

それから…マナナのところへ歩み寄った。
マナナは黙ってる。
昨日、もうしたし…反発もない。

「巫女様。
私ばかりそんな。
私も巫女様にそれを付けてしてみても…。
巫女様が気持ち良ければ私はそれで…」

『これを本物の男だと思って、舐めてごらんなさい』

「え?」

『私の命令に従いなさい。
さあ…』

「えと…」

『そう言うプレイです。
ほら…』

マナナは困ったように俺を見て、それから俺へ歩み寄った。
割りと本物に似てるのを選んどいて正解だったか。
マナナは…模型なのに。
まだ…動きが鈍い。


『私から生えてると思いなさい。
私が好きなら出来るはずです。
ほら』

「…」

マナナはすぐに手に取って、舐め始めた。
ペニスバンドを。
マナナは裸だ。
俺を上目づかいに見てる。
どう見てもいやらしい映像だ。
普通このあと、マナナのアソコに本物の男性器が…。
普通のAVなら入るに決まってる。
そんな想像しか出来てない。


俺をまとう光が薄いピンク色にもなる。

『もっとエロい顔で。
ほら』

マナナは激しくしゃぶってる。
どう見てもマナナは女で誘ってるようにしか見えない。
男に入れて欲しくて疼いてるようにしか。

『これを本物の男だと思いなさい』

「え?」

マナナの口が止まった。

『私への愛を試します。
私へ死ぬ気で忠誠してるなら何でもできるはずです。
貴女はそう言った、さっき』

マナナが敬語に戻した。
俺も敬語に戻る。
俺はマナナに合してやる。

その方が命令に従いそうだ。

「ええ…」

マナナはさっきまで、しゃぶってたペニスバンドを見て。
突然、困ったように見てる。

「男・・。
でも、妖精様は女。
妖精様にこれが生えてるって想像ですか?
それなら先ほども…」

『違うわ。
そうね。
試しても良いわ。
クラスであなたが一番、醜いと貶してる男。
それだと思って、舐めてごらんなさい?』

「え…。
巫女様」

マナナは思いっきりハの字眉毛だ。

「それはちょっと」

顔も引き攣りまくってる。

「ええ…。
巫女様でも趣味が悪すぎなんじゃ…。
えと」

『私は容姿で人を判別するような心の狭い人間は大嫌いです。
貴女がそれなら私は別れます。
まえ、私が教育したでしょ?
貴女は善人になると約束をしたはずです。
神を冒涜するのですか?』

「…」

マナナは固まって。
顔が赤い。
反省してるのか?
どうなのか?

それからマナナは泣き出した。

「すいません。
今まで私は確かに悪いことばかり。
いろんな人間を貶しながら正直に生きてました。
でも、私は…」

『…』

「巫女様が好きなんです。
想像もしたくないんです、理解してほしいです」

『…』

少し青い光になってる。
確かに俺は神の信者として迷える子羊を救おうとするあまり…。

もうボーとしてる。

聞き分けの悪い人間は成績もよくない。
疲れてる、頭の悪い人間でマナナは諦めた、どうせどん底人生まっしぐらに決まってる。

頭の中でマナナはもう悪口散々だ。
こんな奴嫌いに決まってる。

もう、どうでもいい。

『…』

ずっとそのままだ。

数分もだ。

疲れたし、座るとするか。

「私は貴女が好きです。
だから、猛烈に憎い顔の人間ですがそれでもしゃぶって見ましょう。
私なりの忠誠です」

マナナは俺が座り始めてから舐め始めた。
ちょっと怒ってる顔だ。
俺に舐める時は怒りながら舐めるらしい。

「もう良いでしょうか?
これで私の愛が示せましたか?」

よほど、嫌なのか一瞬だ。

『まだ続けなさい。
その一番、嫌がってる人間を想像して。
私への忠誠を私は見ます。
私の目は誤魔化せません』

まあ、苛め倒してやろう。
性格がマナナは最悪すぎるからだ。
今、紫の光になってる。

「え…?」

本気で分かりやすいレベルで顔が引き攣ってる。
マナナの。

隠せないらしい。

『ほら、私が好きなら、出来るはずです。
従いなさい』

マナナは…眉までひそめて…首を振って、黒いオカッパ髪を振り乱し…善がり狂い。
それから目を瞑って、ペニスバンドへ舌を沿わせて…両手を添えて、舐めて…。

こんな顔なのか?
しかし、興奮はする。
そういうプレイも良いだろう。

マナナの顔が引き攣りまくってる。
目は閉じて、舐めてる。

『目を開けてみなさい。
その嫌いな人間のアレを舐めてる売女にでも貴女はなった気持ちで』

「え・・」

俺の顔をビックリしたような表情で下から見て。

それから泣きそうな顔で…パクッとペニスバンドを咥えた。
売女になった気分ならこんな顔らしい。

まあいいだろう。
興奮はする。

こんなプレイも良いかもしれない。

『…』

マナナが暫く激しく怒った感じで舐めてる。

「もう良いでしょうか?」

俺を見て柔らかい顔と声だ。

『まだしなさい…。
どこまでも…』

「え…」


また嫌そうな顔で舐めてる。

次、どうイジメまくるべきか。
コイツは悪人だ、善人への道を歩ませる。

『では…このペニスバンドも濡れたでしょう。
今まで、あなたは偏見ばかりの悪人でした。
あなたが全員に対して平等な精神を抱けるか私は試します。
このペニスバンドは貴女が一番、嫌がってる男だと思いなさい。
あなたはそれを平等な精神で迎え、昨日のように善がり狂いなさい。
それがあなたが善人への道を進むための、一歩です』

「えええ…」

マナナはもう怯えた顔だ。

目を瞑って、それから・・。

「私は・…巫女様だと思って迎えたいです。
あんなヤツの顔、してる時に思い出すだけで嫌です。
好きなわけないです。
理解してください。
平等になんてなれるはずはありません。
私は人間ですから。
貴女は妖精様、神様で分からないかもしれませんが…」

マナナは本気で嫌がってる。

『私は平等精神のない人間は従者にはしません。
最低ですね、貴女は…。
私への忠誠心がそこまで弱いとは失望も良いとこです。
見捨てます、未来永劫、貴女は不幸のどん底でしょう。
ターシャ神に見放されます…』

「ええ・・・」

マナナは眉を潜めまくって。
嘆いた顔だ。

『出来るはずです。
貴女なら。
私への崇拝が壮絶であればこそ、乗り越えられる壁でしょう。
貴女は言いました。

---「どんな命令にだって猛烈なのだって私は従います。
殺人や自殺の強要以外なら何でも…。
私を従者にしてください」---

4日前の水曜日に開かれたミサで…こう言ってます…』

「それは…でも…。
私は売春なんてする気は…」

『売春もいとわないレベルに私を崇拝してるか試します。
今、世界ではターシャ神を巡って、戦争もいとわない状態です。
様々な人間がそのために殺戮まで。
ようするに…他殺、特攻隊としての自殺。
貴女以上に私を崇拝してる方は山ほどです。
貴女は全くですね、それに比べると…』

「ええ…。
でも」

『出来るでしょう?
あなたが出来ると思ったからこそ、私は貴女を選びました。
神の巫女の仲間として』

「巫女様…」

マナナは瞬きをしてる、何回も。

『ほら、神仏への忠誠心を示すときです。
貴女の憎い男、それが入ると思って向かてみなさい。
私は貴女の平等精神を試します。
ターシャ神を崇拝するなら出来るはずです』

「はい、巫女様」

突然、ヤル気になった。
良いだろう。

長い台詞だったが…。
マナナの黒い陰毛で覆われた女性器を指でさすれば…愛液に溢れ、濡れてる。

『それでは…。
入れますよ、あなたの憎い男の顔を今、頭に思い浮かべなさい。
それを迎え入れてるイメージをしなさい。
優しくですよ、私が好きなら出来るはずです』

マナナはもう目を瞑って嫌そうな顔だ。
これは本当にやれば…レイプになりそうだ、レイプしてる気分も味わえる。

そのまま、何も言わずにペニスバンドを入れた。
マナナは顔が引き攣りまくってる。
泣きそうな顔でもある。
これは実際してみたいと余計に思うかもしれない。
俺はどす黒いオーラが出てる。

今、紫色の黒い光だ。

『ほらどうですか?
貴女はクラスにいる憎い男と今、してます。
想像しなさい…今、それを平等な精神で受け入れていることを。
貴女は今、その男の体を慰める平等精神の強い女になってる…。
そう思ってみなさい』

「巫女様。
それは」

瞼を閉じて、顔をしかめて。
低い声でマナナは唸ってる。
そうは言いつつ、俺がマナナの女性器を指で触ってみれば…濡れてる。
俺が動かせば…。
喘ぎ声は出ないが…耐えてるらしいが…。
マナナは目は閉じてるが…。
乳首は尖ってる。




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