アナタノコトガスキデス

萌え妄想のまま走るいろいろ創作小説の予定。苦情無断転載禁止。

日陰の愛(ヒナタ)



〜ヒナタ視点〜

私はヒナタ。
妹にハナビがいる。
ハナビは私よりずっと強いのに私だけ日向一族で弱い。
ネジ兄さんも桁違いに強い。
お父さんは私に強くなれと期待してるみたい…。
私は期待に応えたくて頑張ってる。

そんな時、アカデミーに上がるとナルト君に出会えたナルト君は…いつも強い。
精神的に凄い。
入学式当初から「火影になる」って。
それから授業では一番成績良くなくても、「絶対、夢を諦めないって」強い男の子。
私はポワアとなった。
この感情が何なのか分からない。

気が付けばずっと、ナルト君しか見てない。
それなのに…ナルト君に見られると私は倒れる。
何なのか分からない。
ナルト君の後ろの席からいつも見詰めてる。
楽しくてたまらない。
成績は平均だけど…ナルト君の近くに行きたくて…私は窓際を選んだ。

ナルト君には会話されてるけど。
見られるとアッチ向いてしまう。
ナルト君には変な子って勘違いされてるみたい。
男子全員、私と会話してくれるけどそのときは普通。
表情もあまりない。
ナルト君の時だけ私は、なんか変。

いつも後ろから見る。
ばれない様に。
それなのに…。

ナルト君は…サクラさんを…最近、チラチラ…見てる。
私は…こわれてしまいそう…。

私はこのまま見てるだけなの…。

変わりたいのに変われない。
この感情が何か分からない。

どうしてか、ナルト君が他の女の子に行くたび、私は……。

いつもそう…。

今、同じ班になれてうれしいのに。
ナルト君は…私より隣の班にいるサクラさん…。
それからイノさんと……話してる。

私は全く話せない…どうしてなの?

男子も女子も全員、私の異常に気が付いてるみたい…。
ナルト君だけ知らないみたい…。

こんなに、嬉しいのに、何故…顔すら見れないの?

家帰ってもナルト君のことしか考えてない…。

ナルト君は…最近…サクラさんを…見てる…。

二人の仕草が…同じで…。

しかも隣同士の席…。

私は…気が気じゃない…なんだかドキドキしてる。

ナルト君を見てもドキドキするけど…。

違うドキドキ。

サクラさんは…サスケ君が好きみたい…。

見てると…断ってくれてる…そこに何故か安心してる…。


これは…何なの…。

サスケ君については全然知らない。

お父さんが…大昔は遠縁関係だったとか話してたけど…。

知らない。

ナルト君がサスケ君を倒したいことだけ知ってる。

私は応援してる。

ナルト君が強くなって、夢が叶うことを。

他の男子には全く興味ないみたい…。

ナルト君を中心に…視線を追う日々…。

これは何なの?

それなのにナルト君と目が合うと…逸らしてる。

いつもそう…。

ナルト君を視線で追うのが…趣味みたい…。

私は今の席が気に入ってる。

ナルト君がよく見れる…後ろの席。

ナルト君が机で何してるかもずっと監視できる。

大満足してる…それなのに語りかけられると無視してしまう…。

自分でもこれが何なのか全くわからない。

クラスの男子女子には…私がナルト君しか見てないこと…バレてるみたい。

ナルト君しか興味沸いてない…。

今日もナルト君を見てる…たのしい。

とっても新鮮…ナルト君は、輝いてる。

私は学校に女友達はいない…別になくても良い…。

ナルト君さえ学校にいれば楽しい。

男子たちは私に話しかけて来るけど…適当…。


ナルト君を観察するために…通ってる。

喋るのは苦手…友達は別に求めてない。

これが素かもしれない…私は引っ込み思案。

一人が楽。

これは半分本心、半分嘘。


ナルト君とは違い過ぎるのに…何故か笑って泣いて忙しいナルト君見ると元気が湧く。

ナルト君は私にとって太陽。

ポカポカして暖かい。

席も近いし、班も同じなのに…全く喋れてない…。

アカデミーにナルト君さえいてくれれば…良い。

そう願ってる。

この感情が何か分かってない…私はナルト君とお友達になりたいのかな…なんか違う気もする・・・。

どうして…目で追うんだろ…気になって仕方ない…。

今日は…。

イノさん、ナルト君、私で…頑張って魚釣りをしたけど…。

ナルト君は。

「見とけよ?
魚を素手で捕まえるってばよお」

≪無理に決まってるでしょ。
馬鹿じゃないの?
私がリードするべきかしらね…。
はあ、イケメンが班にいないのつまらないわ…≫

イノさんが…ナルト君にキツイこと言い続けてる…。

||「…」||

私はナルト君がこっち見てる時は…視線を逸らしてしまう。

ナルト君は…川に入り、魚捕まえてる…その途端、必死で見る。
ナルト君、苦戦してる。
その表情が…とても愛らしい…なんだろ、この気持ち…。
私、もしかして…ナルト君のファンなの…?

「全然、捕まえられないってばよ…。
ああ、逃したってば」

ナルト君がこっちを見たら…アッチ向く。

「イノ、ヒナタ、どうするってばか?
ヒナタ、また俺から視線逸らしてるってばか…俺のこと嫌いなのかってば…。
ああ、ドベは嫌いか?」

もう心臓がバクバク。
私こたえられない…無理。

違うとこ、向いてる…。

≪はあ…魚捕まえられないかもね…。
私、足濡れるの嫌だし…。
どうしようかしらね?
サスケ君の班から私の色仕掛けで貰ってこようかしら?≫

イノさんは…ナルト君よりサスケ君のところに行きたいみたい…。
サスケ君の方角見て…怒ってるみたい。

ナルト君がこっち向いてるし…視線合したくないから…つられてみれば。
サクラさんがサスケくんに正面からくっついて…サスケくんに引きはがされたのが…目に映った。

≪やっぱりサスケくんは私のもの決定ね?
私が正面からくっついてるときは、離さないもの?
私の美貌の負けね≫

「ああ、つまんねえ。
女子ども全員、ドベは嫌いかってば?
俺、絶対サスケは倒す。
火影になるってば」

ナルト君は格好良いこと、言ってる。
もう私、感動。
ナルト君はとっても勇敢。
わたしも気持ちで負けてたらダメだよね?
いつも勇気もらえてる。

それなのに…今は見れない…イノさんを見てる。
サスケ君のことはどうでもいい…。

しばらくして…。

向こうの方角から声がした。

「ナルト、イノ、ヒナタ。
サスケくんの御厚意で…魚、おすそ分けよ?」

「サスケがってばか?
魂胆見えてるってば。
どうせ、女子だってば…。
俺が魚取るってばよ。
見てろってば、イノ、ヒナタ」

≪残念ね?諦めなさい?
そう…サスケくんが私のために…魚を。
やっぱりサスケくん、シャイね…。
私の美しさに屈してる癖に…素直じゃないのね…≫

イノさんが猛烈にうれしそう。

「サスケ君は優しいのよ?
イノなんかのためじゃないわ。
しゃーなろ!」

なんだか…サクラさん、怒ってる??

「サスケの魚は俺、いらねえってば」

「ドベの癖に反抗するな!
ナルト、しゃーなろ!」

サクラさんが…私のナルト君を…殴ってる…。

わたしはまたアタフタする。

「痛いってば。
サクラちゃん、俺のこと、好きになれってば」

初めて聞いた言葉…私は口があんぐりと開いてしまった…。

ナルト君は全く私を見てない。

「しゃーなろ!
好きになんてなれるわけないでしょ?
ドベなんだから」

「俺、絶対ドベから脱出するってば。
サスケは倒すってばよ。
いつの日か火影になる!」

凄い、ナルト君。
カッコウいいこと言ってる。

私はまた感動。

「ふんっ。
口ではなんとでもいえるわ!
しゃーなろ!」

≪まあ、ナルトには無理だわ。
サスケ君が常にリードしてるわよ?≫

サクラさんも…イノさんも…ナルト君を批判してる…。

「言ってろよ!
俺は絶対、火影になる。
そんな器の男だ」

また格好良いこと言ってる。
私は痺れちゃう。
今、目がパチクリ。
顔真っ赤。

「ヒナタも応援しろってば。
絶対、認めてもらうってば、全員に」

ナルト君が…こっち向いてる。
私はバタリと気絶した。
顔は真っ赤…。

「なんだってば?
体調悪いのかってば?
貧血かってばよ」

「いつものことでしょ…」

≪そうよ、ナルト。
私は…あんたが火影になるなんて無理だと感じてるわ?
この私が言うのだから自信ありありよ。
勝ち目はないわよ?≫

「くーーー。
絶対、なるってばよ!
俺は火影になる」

「しゃーなろ!
ドベには無理」

サクラさんがボコってる音だけ聞こえた。

これが毎日…。

私はナルト君の中で虚弱体質の女子として映ってるみたい…。
ナルト君は…元気な女子が好きみたい…。
いつもサクラさんやイノさんの方が…仲が良い…。
私の頭に日光が降り注ぐ。
私にとって…太陽は眩しすぎる…クラクラしちゃう…。

この感情が何か…全くわからない…。

楽しいのに…見れない。

ナルト君が…焼いて調理された魚を食べてる。
気絶してるふりして…そっと目だけで見てる。
顔がホッコリしてる。
ナルト君ほど表情豊かな男子もいない。
見てると楽しい。

私は、今、アカデミーが楽しくてたまらない。

その時、信じられないものを見た。
ナルト君の食べ方と…サクラさんの食べ方が…全く一緒。
私はまた…混乱し始める。
アタフタしてる。
魚なんて食べる気になれない…。

「ヒナタ、焼き魚あるからね?」

サクラさんからの申し出。

私は食べる気になれない…。

どうしてなの?

「ヒナタ、食べろってば。
おまえ、倒れてばかりで貧血酷いってばか?
普段、何食べてるんだってば?」

ナルト君からの申し出。

急に食べたくなってきた…。
私…サクラさんと…お友達になりたくないかもしれない……。

どうして?

||「あ、あ、あ…アリガト…」||

「貧血だから声でないんだってばか?
持っててやるから食えってば」

||「え、いい・・」||

ナルト君が私に近づく…。

私は河原の石の上で倒れてる…。

ナルト君が…私の目の前に…。

私は目をつぶって…倒れてるふり…貧血なふりを決める。

見れない。

「ここ、おいとくってばよ…。

サクラちゃん。

イノ〜♪」

ナルト君が…サクラさんとイノさんの方へ戻る…。

サクラさんだけ”ちゃん”が付いてる…。
明らかに…特別扱い…今、なぜか…ドキドキしてる。

ナルト君からいただいた魚を食べる。
とってもおいしい。
私は幸せ。

なんなの?

この感情…。

これがずっと続くの…。

私…変人だったの???

ナルト君はクラスの女子全員に「好きになってくれってば」
って最近、言ってる…。

そのたびにアタフタ…。

それなのに私だけ…変人扱いされて…言ってくれない…。

私は…クラスの女子が好きになれない…近寄れない。

女友達つくる気に全くなれない…近寄る気にならない。

ナルト君だけでいい。

ナルト君さえ、認めてくれたらいいのに。

いつもこれ。

何なの?

この感情…。

ナルト君が…話しかけた女の子…全員、イヤ…近寄れない…。

仲良くなるの拒みたい…女友達なんて一人もいなくていい、近づきたくない…距離置きたい…。

だから男子としか会話してない…。

私はどうしたの?悲しい…。

サクラさんやイノさんから貰った魚…食べる気にはなれない…。
ナルト君から貰った魚…大好き。

もう変人。

何なの…これは…。

この魚は…家で食べるどの料理よりおいしい、ナルト君の味…もう死んじゃいそう…。
ちょっと眩暈…。

家は楽しくない。

学校はとっても楽しい。

私は…ナルト君に、命懸けで認めてもらいたい…。

それなのに…会話は出来ない…。

いったい、何をしたら…いいの?

私には…接することが出来ないみたい…何でなの?

何をがんばったら……。

私、ナルト君のために…一回、死にそうになるとこ…見せるべきなのかな…そしたら…。

そんな空想を…寝る前してしまう…。

何なの?
この感情…私、いつもこっそり見詰めてる…。

教室で、ナルト君にばれない様にストーカーしてるのに。

全然、挽回できない…。

そんなチャンスすらまだ…一回もない…。

ナルト君のためなら、死んでも良いくらい・・・ファンなのに…。

見せるときがない…今、平和すぎて…それで…。

ナルト君を…敵から命懸けで庇うシーンもない…。

こんなに、ナルト君、見る度…胸が締め付けられるのに…誤解ばかり…ずっと…変人扱いされてる…。

私は…死ぬまで…伝わらずに…終わるの…、ナルト君は…サクラさんに…気があるみたい…。

阻止したいのに…、何も出来ない…、私はボーーと見てるだけ…、
サクラさんが「イノ倒す」って言ってる。
私にないもの…持ってる…。

でも…イヤ…しゃべりたくもない…近寄れない…倒す気にもなれない…。

ナルト君は私にないもの持ってる…。
「サスケを倒すってばよ」
それを素敵、感動しちゃう。
私は…サクラさんと戦う気さえしない…近寄ろうともしない…。

私は気力なんてない…無謀なこと考えられない…、ナルト君のそこを尊敬してる…。

しかも…。

ナルトくんもだけど…。

サクラさんも軽い…。

キラキラの眼でいろんな男子見てた…。

アカデミー入ってすぐ…。

サクラさんは…。

まさか…。

ナルトくんが…つよくなったら…転んじゃうの?。

ダメ。

絶対。

私は…絶対、ナルト君のとなりで…他の男の人、キラキラの眼でなんか見ない…。

あれは…あり得ない。

私は…隣にナルトくんがいれば…それしか集中できない…。

他の男子なんてどうでもいい。

ナルト君はいろんな女子見てるけど…あれは好みの偵察にはなるだけ…。

サクラさんが私…理解できない…。

本当に…サスケくんのこと好きなの?

あれは…ゲームなの?

分からない。

どうして…そんなことできるの?

ナルト君が他の女子見るのは分かる。

ナルト君は私のことが好きでもないし…。

誰にもまだ固まってない。

どうしてサクラさんは…あんなこと…してるの?

サスケくんでは満足してないの?

私とは違いすぎて理解できない…。

サスケくんはどう思ってるのか…分からないけど…。

そもそもサスケくんは…。

イノさんが好きだと言う噂が流れてるけど…。
強い女性で髪が長いのが好みらしいけど…。


それにしても…サクラさん、軽い…。

イノさんは男探しとはいいつつ、光の眼で見てない…サクラさんよりかは…まだ固い。

そんなサクラさんに…ナルト君が近付いてる…。

私は…心配でたまらない…。

サクラさんのあれ、私には全く理解できない…。

私は…ナルト君がいる隣で出来ない…。

大好きな人がいる隣で…。
存在を忘れるなんてこと絶対無理…。

例え。
誰かに命を助けられたあとでも…。
私は…ナルト君が横にいれば…ナルト君だけ…そんな女。

何なの?
あれ?
サスケ君に構ってもらえないから…。
わざと試してるの?

サスケ君は確かに…イノさんが好きらしいけど…だから無謀だし…諦めて?

サクラさんは…そんな性格じゃない…。

ナルト君とカラーが似てる。

私は…ナルト君が…サクラさんに近づくの怖い…。

このままだと…イノさんとサスケ君がくっついて…。

まさか…ナルト君が強くなった暁には…サクラさんとくっついちゃうの?

絶対イヤ。

私は…ナルト君が…強くなんてならなくても…大好きなのに…イヤ。

ナルト君に命助けられなくても…いい。
私が…ナルト君の命をかばう…そのとき…初めて伝わるはず…私の感情が…。
それから私が…ナルト君以外の人に…命助けられても。
振り向かない…。
私は…強さには屈さないから。

ナルト君の無謀な精神が私を救ってる…。
私は…ナルト君の果敢に戦う姿が大好き…。
私は…だんだん常人の域は越えてる。

それなのに…。

伝える能力は皆無…。

強くなること応援はしたい…。
でも強くなれば…奪われるのが恐ろしい。

いつも眺めてるだけ。

変な感情が…ここ1年程度で沸いてる…。

これは何て言う感情なの?

憧れ?崇拝?尊敬?服従?
恋かは分からない…。

きっとサクラさん…。
隙がありすぎる…まだ固まってない…。

私には理解できない…。

私は…自分のことしか分からないから…他人は照らし合わせない…。

サスケ君もイノさんが本当に好きなのかも疑わしい…。
噂ではそうだけど…。

別に誰かを見てるわけでもないけど…。

あの人は…強さしか求めてないのかもしれないし…全く…興味もない。

私は…自分の血に近い男の人、好かない…。
同族嫌悪…。
自分を誇りに思わないし…。
自分の血筋嫌がってる…違うところにお嫁に行きたい。
私の血継限界の系統って…。
みんな似たような顔ばかり…。
飽きてる…。
個性が少ない気がする…。
男番、私って感じする。

その点、ナルト君の顔は大好き。

顔にランキングなんてつける気は全くならないけど…。

正直に言えば。

ダントツ1位…ナルト君。
二位は…サスケ君以外の男子。
三位は…他の血継限界の男性。
四位は…サスケ君
五位は…ネジ兄さん

かもしれない…。

基本は…。
自分の血から離れれば離れるほど素敵に映ってる…。
自分の血が嫌いでたまらない…。

日向一族の縛りから出ていくのが…私の夢…。

私は…。

家に帰るのがイヤで仕方ない…。

自分の血筋なんてイヤ。

私に似てない子供が産まれるのが夢。

私の血筋は本当に血が濃すぎる…。

個性にも欠けてる…。

血継限界の男性が私には…全員、兄弟にしか見えない…。

ナルト君そっくりな子供を望む…。

自分の家が固くて、イヤで仕方ない…寛げた試しもない…叱られてばかり…私は…いつも辛い…。

サクラさんは…サスケくんの顔誉めて…チョウジ君の顔けなしてたけど…。

私には…チョウジ君の方がとてもよく見える…個性があるから。

一族の顔が似すぎて血が濃くて固くて…私は…期待に応えるのに疲れてる…。

ネジ兄さんは…。

私を従兄弟として可愛いと誉めてはもらえた頃もあった。

でも…。

ネジ兄さんと私の父は双子…。
血が濃すぎる。
私にとっては男番自分そのもの系統の顔…。

尊敬はしてる…。

兄さんも妹として見てるのかもしれない…。

恋愛は合法でも血が濃すぎる。
認めない…。
さらに異常に固く、重すぎる愛し方しか分からない…モンスターが生まれる気がする…おぞましい…。

祖父母も血族婚…。

ネジ兄さんも血が濃すぎて…私達が普通とは違い…変なの分かってるんじゃないかな?。

ネジ兄さん、私のこと、最近…憎んでるみたいだし…。
理由も分かる…全部、日向一族が悪い…。

私と似てるからこそ…。
ナルト君に出会うと…ビックリするはず。

ナルト君の暖かく固すぎないとこ気に入ってる。
でも…。
女あさりだけは…ションボリしてる。
私の家族ではあり得ない…。
あれ見れば塞ぎこむみたい…。

私は…。
サクラさんが、サスケ君を好きなのは応援してる。

ナルト君に近づかないで欲しい…祈ってる…。

でも次はイノさんと…ナルト君も…あり得る…。

イノさんの方が顔らしい、ナルト君は好みじゃないみたい…嬉しい…。

他の女子がいる…最近、強い男の子に興味あるみたい…。

これが…ナルト君に近づくのイヤ…。

私は…友達になるなら…イノさんがいいのかもしれない…。

でも班で、ナルト君…イノさんとばかりニヤニヤ会話してる…。

私…影から見てるだけ…ポツンとしてる…。


ナルト君はクラスでいつも…女の子漁りしてる…。

私は…。

そこは困ってる。

ナルト君が…家族がいないこと知ってる。

だから、そんなことしてるの…理解してる。

私に固まることを祈る…私が…ナルト君の家族になれたらな…。

そんな日々…。

私は……嫉妬してないか?と聞かれれば…。

諦めてる…怒りなんてない…元気がでないだけ…。

戦う勇気もない…観察してるだけ…そんな女…。

私は…日陰。
ナルト君は太陽…。

ずっとストーカーするつもり…。

ナルト君が人間殺せと言えば…命懸けで殺すかもしれない…。

ナルト君が悪に染まれば私は…ナルト君に付いていく…。
逆にナルト君なら…私が悪に転べば…命懸けで止めそう…ナルト君の愛はそれ…。
そこも好き…。

私は…ナルト君にどこまでも従う…。
利用されようが…ナルト君の意見についてく…。

ナルト君は太陽…私は忍ぶ影…。

割りとなぜか…。
私達、血継限界の人間は自己犠牲の極論に走る人ばかり…。
愛の伝え方も分からない。
正攻法の愛の伝え方なんて…私も知らない…。

最後まで…。
愛が伝わらない人も多い。
私も…。
それになりそう…。
全くナルト君に伝わらない…。
何か命を張るような出来事がないと…無理みたい…。

ナルト君が羨ましい…私にはあんなことできない…。
積極的に仲間作りできてる…

「構ってくれってば。
好きになってくれってば」

ちゃんと言えてる…。

凄いって、尊敬してる……。

私もそうみたい…。

ナルト君がそんな人なら…それに従ってた…。

ナルト君…中心過ぎてる…。

でも…発狂してない…目的は…ナルト君に認めてもらうこと…。

私は…。

ナルト君の精神は無視しない。

それが私の愛。

ナルト君は…絶対、それは求めない。
そんなことでは…ナルト君に振り向いては…貰えない…。
ナルト君は…里を何より愛してる。
里の住人全員愛してる…。
私は…ナルト君に絶対服従…。

私は…影から…ずっと追ってたから…分かる…。

ナルト君を手に入れるには…。
深い愛だ…。
ナルト君は…力では屈しない…。

私は…命がけの愛を…ナルト君に与えたい…。

そのチャンスを…私が死ぬまでこっそり張るつもり…。

今は平和すぎて…その機会もないみたい…。

私は…。

ナルト君専属のスパイ…。

でも…。

本性をナルト君にだけはさらす気はない…。
ナルト君にはよく思われたいから…。


そのためなら…。

命を懸けても頑張る。



班結成A

目次

イルカ先生の野望ナルト、サクラ、サスケ…(6歳児)を…他とするクラスメイトを受け持って…の感想。


















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