☆「レイカ視点、平和国へ留学して5年後…」
それから、息子の
月神タリアさんの両親は、ターシャ神社から追い出される訳でしょ?
すると…月神タリアさんの両親は…私の実家付近で暮らすことになるのかしら?
つまり、こっちが月神タリアさんの実家の家まで用意する形で決着が付くのかしら?
別にこの線でも良いけどね?
ただ、この写真が本当なら、容姿が好みじゃないのよ。
ココが問題だわ。
私は意外に面食いなのよ・・別に年が離れてても良いわ?
でも…せめて、俳優クラスじゃないと…。
年が離れてる人たちの写真も…全然、心に届かないのよ…。
いったい、どうしたら??
いろいろな話を聞いてて、頭痛と
私の家は絶対に養子って、両親がうるさいのよ?
私が嫁いだら…仮社長を受け入れて…、会社を売る手もあるとは…たまに言ってくれてるけど。
婆ヤや執事や両親やいろいろな親戚の意見を聞いてると…毎日、決めかねて…歳だけとってる状態だわ?
みんな言いたい放題よ?
結婚ってこんなに心が苦しくなるモノだったのかしら?
適当で良いんじゃないかしら?
私は幼稚園から女子校ばかりエスカレーターで…大学院も女子校。
しかも男の兄弟がいないの、男性の気持ちなんて全然…分からないわよ。
婆ヤがいうには…
″男の人は
好きな人なら複数いるざます!
何人好きな人がいるか分からないザます!
気を付けるザます!
レイカ御嬢様が泣くざます!
レイカ御嬢様は条件だけを見て、冷静になるザます!”
ってうるさいんだけど・…本当なのかしら?
私は…別にそこまで、年下にこだわってる訳じゃないし・・。
ただ、条件に一致する見合いは…、他が…最低…一回り上で、不細工。
しかも…20歳ぐらい離れてる条件ばかりで…。
毎日、混乱してたわ?
大抵の良い人たちって…学生のうちにすぐ、売れちゃうみたいで…実家良し収入良し容姿良し年齢近い…。
こうなってくると難しいみたいなのよ。
何かを我慢しなさいって、
でもね…。
私にとっては…ピーンと来なかったけど、歳が近いからまだ有力視してたけど。
ターシャ神社の息子はすぐに売れたみたいなのよ…。
学生時代から交際してる彼女がいたみたいで…。
王族財閥の力を甘く見ないでちょうだい…。
異能マナナって子と、月神マリアさんの
ウチの家に所属するSP軍団もターシャ神社へ
色々、情報がまた出て来たわよ…。
☆☆☆
マナナは知ってるのよ?
もう呼び捨てするレベルよ。
大昔、子供時代から私もターシャ泉付近のミサへは週一単位で婆ヤと一緒に通っていたんだもの。
連日、金髪碧眼長身華奢な妖精様―――泉の巫女様へセクハラレベルで
「巫女様と友達になれますように」
って、アタックしてた…私より2歳下の女の子でしょ?
背が低くって、オカッパな黒髪・…それから巨乳で、
あまり神様の
他のお客様も困ってたみたいだから。
それにしても…。
あの子がキセキ君の元カノなのね…。
その情報まで今回は流れてきたわよ。
マナナは物凄く、私より年下なイメージが強いわ。
ずいぶん昔から知ってるから…。
キセキ君と会ったのは私が18歳で、大学一回生ね。
彼は茶髪に茶目よ、茶髪…染めてるって思ったけど…オランダ系クォーターだから色素が薄いらしいのよ
長身な人よ…顔は純ターシャ人に見えるけど、言われてみれば…混血児なのかしら?
その頃ぐらいに女生徒さんの間で人気だし、よく名前が上がるから覚えたわ。
その前から、あの塾へ私は高3から通ってたけど…その頃に2歳下なんて眼中にないわよ?
不思議な感覚だわ?
マナナと同じ歳なのね…。
キセキ君って…。
何故かキセキ君の方がマナナより大きく感じるんだけど、謎だわ…。
マナナの知り合いな訳なのね…。
マナナからしたら、私は週一単位にミサへ通う、よくマナナのマナーに対して
ミサでは浮くのも困るし、お客様へは自分の身分を隠してお
泉の巫女様がターシャ泉の下にある世界へ戻る年…。 彼女と離別しなければならなくなったターシャ
私はあの日を最後に…泉の巫女様と会ってないわ。
あれは―――私が満20歳になる年の7月7日。
留学して一年目のターシャ祭…。
金髪碧眼長身華奢体躯、見目麗しき…妖精様―――――泉の巫女様へ私が
☆「どうか素敵な人が現れますように…」
これに尽きてたわ。
『瞳を閉じて、手をこちらへ。
巫女様はいつも通り、女神級の美貌で
人間味が
その日、
この色合いもランダムで…まるで発光クラゲのようなのよ…予想が付かないことでも有名だったわ。
金髪碧眼の妖精様は魚模様の水色ドレスを着て…私の手をソッと握って来たわ。
私は目を閉じて…
因みに…。
そう言えば、そのターシャ
それから、巫女様からボディーガードとして
左から…茶髪茶眼長身でアロハ緑Tシャツを着たなキセキ君。
中央席に金髪碧眼妖精系美女の巫女様、その右隣がマナナ…。
3名が…テーブルを挟んで、私の正面座席へいたわ…。
私は巫女様へ祈祷してもらいに足を忍ばせたお客様よ?
キセキ君って、いつ見ても…両手に花なのよね?。
予期せぬ
確かに、あの瞬間…マナナとキセキ君が親密そうな空気は感じたわよ?
普段、ミサへ通えるのは女性限定だけど…。
年に一度、開催されるターシャ
神の化身で…神がかり級な
それは……理解できるわよ…?
ターシャ祭では
年に一度だけ、男性でも巫女様に会えるってことで…。
凄い熱気に包まれる祭なのは知ってるわ?
別に、私はどうでもいいわよ?
ただ、私の正面テーブル席で巫女様の左隣に座るキセキ君が…。
「僕は、今年のターシャ
巫女様へ、レイカさんから…僕との交際が
このミサ、確率がゼロに近くても六割まで上がるみたいで…。
えと、その…」
と、巫女様が私へ力を与える儀式を
因みに…巫女様の右隣に座ってたのが、マナナだわ?
黒髪オカッパの低身長で巨乳な私より歳が2歳下、ピチピチのオレンジワンピースよ…胸元から谷間が丸見えだわ?。
「レイカさん…。
キセキの本命なんですね?
レイカさんは…。
どうしてキセキが
キセキ、モテるし魅力あると思うけどな。
私は応援してるわよ、キセキなら絶対出来る!
レイカさんを落とせるって!」
と横からシャシャり出てたけどね?
私はゲームじゃないの、無視したわよ?
☆☆☆
あれから…4年も経ったのね・…。
確かに…今回、
他の条件が
でも、月神マリアさんの
見合いに残ってるのって…私から見れば…納得がいかないのばかりだわ?
私は別に30歳くらいまでは独身でも良いと思ってるの。
それなのにお母様とお父様がうるさいの。
私の恋人は…ペットの犬イルカ…ラッシーだけなのに…。
犬イルカって言うのは…私の母国ターシャ国にいる天然記念物の生き物。
下半身はイルカ、顔が犬、吠えると「バウ!」と鳴く
メスだけお腹に袋があって、カンガルーのように子供を飼育するの。
ラッシーはオス。
私の
でも…。
今では…。
ラッシーは…恋人のキャッシーと仲良く、屋敷の庭園にある噴水広場で泳いでるだけで・…。
たまに、私が呼んでも返事をしてくれない。
そろそろ、キャッシーのお腹に赤ちゃんが生まれてもおかしくないくらいだわ。
2匹は仲良しだわ。
5年前までは…私はラッシーと一緒に寝室のベッドで、寝てたのに…。
ラッシーは10歳になってから
メスの犬イルカ…キャッシーとしかいないの。
寂しいわ。
犬イルカは国の天然記念物で、
5年前に、もう大人の犬イルカだって思ってたけど…。
ラッシーはまだ5年前、子供だったみたい…。
私はラッシーが赤ちゃんの時から飼育してるのよ?
私が14歳の時にラッシーはこの家にやって来たの。
特別天然記念物だけど…お父様が国からの許可を貰って、買ってくれたって。
飼育に関する許可証があれば、買えるみたいで。
私は大歓喜したわ。
難しい飼育に関しては…この家にいる専門家にも手伝ってもらってるわ?
犬イルカの人工飼育って珍しいみたい…。
今、ラッシーは10歳になって、ようやく…大人の犬イルカに成長したみたい。
犬って名前が付くから5歳で成犬なのかしら?
って思ったけど…イルカにも似てるみたいで…成長速度が予想付かないの。
多分、最近…思春期か、大人になったんだって思う。
まだキャッシーとの間に子供は出来てないけど…。
でもこの頃、猛烈に2匹の距離が接近してるし…もう秒読みな気がする。
最近、ラッシーの顔が昔より可愛くない…ちょっと渋くなってる。
5年前、私のペット"ラッシー"が…ターシャ泉に自然生息してる"キャッシー"と出会って…こっちへ留学してすぐ。
ラッシーがご飯が食べれなくなるレベルに、元気を失くしたことがあったの。
(ラッシーが環境の変化について行けないのかしら?)
って思って…里帰りも兼ねて、ターシャ国へ
その時、ターシャ泉の前まで来て、ラッシーが突然…車内で私を揺さぶって、[バウ!]と飛び跳ねたのよ。
(何かしら?)と思って、車の窓からターシャ泉を見たら…。
泉で普通に泳いでたメスの犬イルカが…キャッシーなの。
キャッシーは…明らかに泉から顔だけ出して、コチラを見てたわ。
私はすぐに、ラッシーの気持ちがピーンと来たの。
だって、私たち
私は車から降りて…すぐさまターシャ泉にいるキャッシーを
それを隣にいる白髪を頂点で結い上げ、腰は曲がり、黒いメイド服を着た専属女中――――婆ヤに携帯で連絡してもらったわ。
それから、婆やが電話を
国へ税金を大量に収めるだけで良いって、許可が下りたの。
私の家は
それから、キャッシーも自宅で飼育することに決めたの。
ラッシーがとても嬉しそうに
あの事件があったから・・てっきり、ラッシーは大人の犬イルカと信じて疑わなかったわよ?
ラッシーには当時、国の天然記念物を扱う
そう言えば、ずっと
ラッシーがよ?
ラッシーは特殊ペットショップでメスの犬イルカに会うたびに機嫌も悪かったわ?
私が
それなのに…野生の犬イルカ、キャッシーとだけは仲良しになったみたいなの。
2匹は…恋じゃなくて、友情だったのね?
ラッシーをターシャ泉に放流したのは一度だけよ?
ラッシーは最近、大人になったみたいで…。
私に冷たいの…近寄ってくれないわ。
元々、犬イルカが警戒心が強い生き物なのは知ってる…人間に慣れないことも知ってる。
ラッシーは最近、私の庭園の泉でキャッシーと水遊びばかり…私が呼んでも返事をしてくれない…。
キャッシーは最初から私に
最近、寝る時にラッシーがいない分、悲しい気分になるわ?
今でも…。
2歳年下な茶髪茶目長身男性―――キセキ君から連日、言い寄られてるけど…。
婆ヤが大反対しているの。
それ以外にも複数の私を守るSPの方たちも…。
お母様も結婚するなら、絶対…ある程度以上の実家じゃないと飲まない。
それか、収入がある人じゃないとダメ。
あるいは
こればかりなの…。
私、どうするべきなのかしら?
自由が欲しい気分だわ。
今は7月5日。
二日後の7月7日、私の祖国…ターシャ国では"ターシャ
私は庭にある自家用ジェットで、本宅へ帰国するつもりよ。
この塾も、ターシャ祭り当日と前後あわせて3日間は…特別に毎年、休暇にしてるの。
生徒さん達も、その間にターシャ祭に行く人も多いということもあるのよ。
やっぱり本場で語学は学んだ方が上達が速いからね?
今日も大学院が終わると、私は王族財閥ターシャ会話教室の受付に座ったわ。
世間勉強も兼ねているの。
私は全く下々の人達とは交わったことがなかったけど…。
王族財閥を担うためには必要みたいなの、いろいろ勉強になるわ。
ココに座るといろいろな情報が入ってくるの。
もうそろそろ10時近いわ?
閉店の時間ね?
「レイカさん…今日も
えっと…レイカさん、最近…ペットのラッシーは元気ですか?
この頃、聞かないんですが…」
☆「
ラッシーはいつも通りよ。
どうでも良いでしょ。
サ、バイトの方はしっかり最後まで仕事してくださいね」
「あの…。
今年のSP試験…いったい実技では何が出るのでしょうか?
4年前は…これが出来たら100万円の
一昨年は…バンジージャンプ。
去年は…ヘリからパラシュート…。
僕は実技が一番、苦手なんです。
何か方法がないでしょうか?
今年の9月に
☆「キセキ君?
お客様を待たせる訳にはいかないでしょう?
仕事は終わったのかしら?」
「えっと…。
マリアですか?
大丈夫ですよ。
彼女は・・。
ちゃんと対応しました…今日も。
えっと…今年のターシャ
明日発の飛行機で帰国します。
レイカさんも一緒に祭りを参加しませんか?
7月7日の祭りは…もう明後日ですが。
去年も来ていた筈ですよね?」
☆「お祭りには行く気だけどね?
婆ヤと一緒よ」
「えっと…たまには婆ヤさんをよけて…僕と
いつもこの調子で私は塾のフロントにいる時、慣れ慣れしいレベルに声掛けされてるの。
どうしてかしら?
婆ヤをよけて、一緒に歩く気になれないの。
婆ヤが言うには男の人は
って言うから。
危険な気がするのよね?
あまり気乗りしないわ?
もう私にとって水色ワンピースは制服みたいなもの。
髪はヘアサロンでダークブラウンに染めてもらい…メイドさんに今日も髪のセットをしてもらった。
ゆるフワ巻きミディアム。
キセキ君の今日の服…やっぱりアロハTシャツ、今日は緑色。
なんか、キセキ君が着ると…チャらく感じるのは何故かしらね?
そこへ塾のお客様、月神マリアさんがやって来たわ。
❍ナイス ガイ、キセキ!!
聞いてたわよ!!
明後日のターシャ祭りに行くんですってね?❍
そこへ乱入して来たのは…白いワンピースを着た金髪碧眼ナイスバディ美女…
古典派女優マリーンモローにも似た”
「聞こえていたのか…マリア。
君はまだ、塾から帰ってなかったのか?」
❍リッスン!
聞いてよ!
私も今年は…ターシャ国へGOよ!!!
フライトの予約、完了したわ!!
ターシャ語☆スタディを兼ねてよ。
キセキと一緒にターシャ
飛行機のフライト何時なの?❍
「君も行くのか??
僕のフライト時間は秘密だ。
君は何時だ」
❍アタシは明日早朝6時のフライトよ!❍
「そうか…僕と時間が
❍そうなの…それは残念。
ね、私をガイドしてちょうだいよ、ターシャ国では!
ね?XXX❍
「僕はレイカさんと…ターシャ
☆「別に良いんじゃないの?
私は婆ヤと一緒でいいから」
「あの?
えっと…レイカさん…。
えっと」
❍キセキ!
一緒に行きましょう!
レッツ ゴーツー ターシャ フェスティバル!!,7/7!!
集合、ターシャ神社に明後日…7/7、朝10時ね☆
どう?❍
「明後日の朝10時にターシャ神社に集合か?
で、君は…一人で喋れるのか?
ターシャ国語がだ…」
❍ドントウォリー!大丈夫よ!
グランマやグランパやママやパパと一緒に行く気よ!
会ってみたいの、
キセキのオールド☆フレンドでしょ!❤
仲直りしたいわ!
グランマと本家…❍
「そうか…。
そう言えば、君の家は・・タリアの家と絶縁状態だったんだな。
従兄妹なのに不思議な話だ。
それなら僕も協力しよう」
❍OK!
スゥァンクス!!!ありがと☆❤❤
でも、問題は…向こうの家!
タリアの母、タエコ叔母さん・・怖い人
グランマ、グランパ・・ママ、パパ…みんな怖がってる!!
ベリー スキャリー…。
怖い!!❍
「タリアの母が…君の祖母を苛めて、ターシャ神社から追い出したんだったか?
うーん…大変そうだ。
本気で君は会う気なのか?
僕は2年前にタリアの母と再会したが…。
君の話も半分、信じかけている」
❍グッド!!❤❤
アタシ、嘘吐かない!!
キセキ・・ヘルプ ミー!!
アタシ、助けて!!
キセキはアタシのヒーロー!!❍
「しかし…それは・・大変そうだ…。
僕には荷が重い。
君一人で問題を解決する訳には…」
❍ショッキング!
キセキ、冷たい!
アタシ一人じゃ、無理!!
だって・…グランマ
グランパ…
ママ…大人しい…
パパ…明るい、でも…怖がってる…。
どうしたら…。
べリー ディフィカルト…❍
「そうか…君の親戚は…僕の幼馴染、タリアに似て性格が…無口に近いのか・・。
それは大変そうだ。
向こうの家との和解がだ…。
で、君が…ターシャ語を話せないとなると…」
☆「キセキ君…助けてあげたら?
男なんでしょう?
私は別に良いわよ?
勝手に行って来たら?」
「えっと…その・…。
レイカさんも僕と一緒に…ターシャ神社まで。
明後日7月7日朝10時に集合とか…」
☆「はあ?」
「あ…婆ヤさんはなしで!!
今回は僕と二人っきりではなく、マリアも一緒に…!」
❍レイカさんと一緒????
NO!!!!
レイカさん、NO NEED!
要らない!❍
☆「こう言ってるわよ」
「マリア…僕は…レイカさんが一緒じゃないと、君と一緒にターシャ神社まで絶対に行かない。
それでも良いのか?」
❍え?
そうなの?
まあ…どうせ、キセキ…レイカさんに振られてる。
OKよ。
アタシとデート、決まりね!❤❤
キセキの❤❤❍
「やった!
トリプルデートだ」
☆「ちょっと待ってくれないかしら?
私はまだ…ウンなんて言ってないわよ?」
「レイカさん、人助けだと思ってお願いします。
マリアも一緒なら…」
❍アタシにとってはキセキと二人っきりのラブデート♪❤
OK!
カモン ベイベーよ!❤❤❤❍
☆「まだ…決めてないんだけど…。
あの…」
「ダメなんですか?
人助けですよ!!
今、やっと…マリアの家と僕の親友の家が、実に4分の1世紀を渡って…和解が出来る可能性がある訳です。
レイカさんも僕と一緒に…」
❍キセキとアタシ…ラブデート♪❤
グランマ、喜ぶ。
グランパ、喜ぶ…コングラチュレーション!!❤
めでたい!!
アタシ、ターシャ語…キャン ノット スピーク!!
でも、ガンバする!!❤
ファイト!!❍
☆「そうね…マリアさん…ターシャ語が喋れないものね。
少しぐらいなら…ターシャ神社によっても…良いわよ。
明後日の7月7日、朝10時にターシャ神社に集合ね?」
「本当ですか!!!!
僕は頑張ります!」
❍WOW!!!❤❤
キセキとアタシ、ラブラブデート!!!!
カモン☆ターシャ フェスティバル!!!!❤❤
ベリー ハッピー、ナウ☆!!!XXX❍
このとおり…何故かマリアさんは…まだ完全にターシャ語が
言葉の節々でカタカナ交じりになってしまうの・・。
通じるかしら?
これ?
心配だわ…。
それだけじゃないわ?
キセキ君も私も…教室ではゆっくりめにターシャ語を喋ってる訳なのよ。
母国のターシャ語のスピードはこんなものではないわ?
マリアさんにそれを…聞き取れるかしら?
理由はそれだけよ?
そこへバイト仕事を終えた
可憐さんは黒髪ポニーテールに釣り眼気味で色白系な美女、今日は渋い色合いのワンピースを着てるわ?
キセキ君がこのバイトに就任してから…どれだけキセキ君、目当ての女性が多いか分からないわ。
私は今年、24歳。
ターシャ人系黒髪ポニーテール美女、平和国際大学2回生―――
白いワンピな平和国人系巨乳金髪美女、平和国際大学4回生―――
緑アロハTシャツな茶髪茶眼長身男性、平和国際大学4回生−――キセキ君は、今年22歳になるのね。
この条件で、やっぱり歳が近いのは…。
私より月神マリアさんや馬髪可憐さんだし、どう考えてもからかわれてるようにしか思わないんだけど…。
婆ヤには王族財閥の巨大な財産を付け狙う悪い男には引っかからないようするざます!”って…毎日、教育されてるの…。
私はどうしたら…。
♞今…お客様が帰りました。
えっと…何の話なんですか?
キセキさん。
えっと…キセキ先輩は…明後日のターシャ
一緒にターシャ
私の実家はターシャ国ですし…。
えっと・…その…。
一緒にデートなんて♞
可憐さん…黒髪のキューティクルが綺麗だわ、手足も長くスラッとしたタイプね。
身長160p50Kgぐらいの見た目で、肌は透けるように白い人よ。
❍OH,SORRY!
キセキはアタシとラブラブデートなの!
ターシャ フェスティバルではね!❤
アタシ、ターシャ語…喋れない。
キャン ノット スピーク…。
キセキ、アタシをガイドするヒーローなの。
バイバイ、可憐❤❤❍
♞何ですって?
キセキ先輩と…!!!
ターシャ国は私の母国です!!
私がキセキ先輩と一緒にデートします!!
ターシャ祭りではです!!♞
❍残念☆
アタシの従兄妹…キセキのオールド☆フレンド❤❤
これ、運命♪
もうアタシとキセキはフィアンセ…XXX
アタシとキセキ、ラブラブフューチャー♪
ウキウキ☆パラダイス♪❤❤❤
キセキはマイ スウィート ダーリン❤❍
♞ターシャ語が喋れないフリして…キセキ先輩に頼るなんて
キセキ先輩は私と結婚するって決まっているんです!
私の中では2年前から決まっています!!♞
❍ヒュー!
ファイティング?
ユアー ロス!
貴方の負けね?
アイム ウィナー☆アタシの勝ちXXX
ウふん❤❍
♞キセキ先輩は私が好きです!
私には分かります!
だって…LINEも小まめにしてくれますし…♞
❍キセキはアタシにもLINEしてる…。
アタシにキセキはラブラブ!❤❤❍
「君たち、よせ…。
受付で僕を
キセキ君が二人の女性を止めに入ってるわ?
いったい…キセキ君が何名の女性とLINE関係を築いているのか…これでハッキリしたわ。
別に…私はどうでも良いわよ?
☆「私は…別に、可憐さんがターシャ神社へ来ても良いわよ。
明後日、7月7日…ターシャ神社へ朝10時集合でね?」
「え?
レイカさん?」
キセキ君の茶色い瞳が見開いたわ?
別にどうでも良いわよ?
私はね…………・・・・・?
♞ターシャ神社?7月7日…朝10時、集合?
何の話なんですか?♞
❍可憐には関係ない話よ。
来なくていいわ。
キセキ オンリー でOK❤❤❤❍
☆☆☆
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